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美容部員の転職に役立つ資格・検定14選

美容部員の転職に役立つ資格・検定14選

未経験から美容部員への転職を考えている人から、
「美容部員になるにはどんな資格が必要ですか?」「美容部員になるには専門学校を卒業しないとなれませんか?」とよく聞かれます。

実は、美容部員になるのにこれといった資格は必要ありません。ただ、美容部員は専門性の高い仕事なので、美容の専門的な知識やスキルが求めれます。

もし美容部員になるなら、スキンケアやメイクアップ、化粧品に関する基礎的なことはしっかりと勉強しておいた方がいいでしょう。

実際に未経験で美容部員に転職した人は、入社後の研修でかなり苦労しています。

未経験で美容部員に転職してもスムーズに働けるにはどんな勉強をしておけばいいのか、オススメの検定や資格をご紹介します。

美容部員になるには何を勉強すればいいの

美容部員に必要なベーシックな知識は以下6つです。

1.接客マナー、基本動作(タッチアップなども)
2.カウンセリング、セールス
3.ブランド、商品知識
4.皮膚の構造
5.スキンケア
6.ポイントメイク

当然、ブランドによって学ぶべき範囲や深さも異なりますが、最低限必要な知識とスキルはこの6つです。

この6つのうち、2と3はブランドによって差が激しいので、それ以外の1と4~6は最低限学んでおくといいでしょう。特に皮膚の構造やスキンケアは理解するのに時間がかかるので、入社後の短期間で暗記するのはかなり大変です。

皮膚の構造やスキンケアは、オンラインスクールや本でも十分学ぶことができますので、もし美容部員を目指すなら、事前に勉強しておくと入社後がスムーズにいくでしょう。

美容部員になるのに役立つ資格・検定14選

美容部員になるのに役立つ資格・検定14選

ビューティーツリー編集部では、美容やメイクアップに関する民間の資格を調べて、対策本を購入して、一部の資格を取得してみました。その経験を踏まえて、おそらくこれらは役立つであろう14種類の検定を紹介します。

日本化粧品検定(コスメ検定)

受験者数は30万人を突破している日本で最大の美容に関する検定試験です。

日本化粧品検定は、化粧品を正しく使うために化粧品の中身や働きを理解して、目的に合った使い方ができるようになることを目指していて、化粧品や美容の基礎的知識に加えて、原料・成分・法律といった専門的な知識を理解しているかどうか確認する試験です。

具体的には、化粧品の歴史にはじまり、皮膚理論学や化粧品の基礎的知識、メイク理論、薬機法などの法律まで盛り込まれいます。つまり、コスメ検定を取得すれば、化粧品に含まれている成分や成分の効果効能を理解して、この商品はどういう悩みにマッチしていて、どのように使えばちゃんとした効果を得ることができるかを自分の知識だけである程度、判断できるようになります。

日本化粧品検定は1級~3級まであって、1~2級はマークシート方式、3級(無料)はWEBで受験できるのでスマホでサクッとやってみてはいかがでしょうか。

日本化粧品検定を取得している人は、一般の消費者のほか、ブログやメディア等で化粧品のPR記事を書く美容ライターに人気があります。また、化粧品メーカーに勤める美容部員や営業、マーケティング、PRといった職業の方にも取得されているようです。

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JMA日本メイクアップ技術検定

メイクアップアーティストの育成を目的にした検定試験で、メイクアップの技術を測る検定試験です。

主に美容専門学校や短大などで、メイクアップアーティストの育成を目的に生徒を教育しているので、この日本メイクアップ技術検定試験の受験を積極的に推奨しています。

アーティストブランドの美容部員になるには、あったら役立つ資格の一つでしょう。ただし、それ以外のブランドでは、逆にハイスペックで、ここまで高度な技術は必要ないのかも知れません。

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スキンケアマイスター

スキンケアマイスターとは、一般社団法人「日本コスメティック協会」が認定する検定試験で、美容の総合的な知識を体系的に学び習得することを目指した資格検定です。
特徴としては、肌に悩みを持つお客様の代表的な質問をまとめて、その質問に対する原因と対策を読みながら、覚えていく学習スタイルをとっています。

そのため、丸暗記するような感じではなく、お客様の悩みをイメージしながら、皮膚理論やスキンケア・エイジングケアを理屈で理解できるので、サクサク頭に入るし、とても実践で役立つ知識を習得できます。

取得者の多くはエステティシャンとなっていて、スキンケアをメインに扱うブランドで働く美容部員にとっもオススメできる資格なのかも知れません。

2018年3月から、スキンケアマイスターはWEBで受験可能になりました。受験結果もすぐ出るので、結果を待つのが嫌な人はWEB受験がオススメです。

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コスメマイスター

コスメマイスターは、スキンケアマイスターと同じ一般社団法人「日本コスメティック協会」が認定する検定試験です。

スキンケアマイスターよりも若干化粧品の知識に寄せた内容になっていて、化粧品の基礎的な知識から薬機法や関連法規など、化粧品関連の仕事で必要な知識の有無を確認する認定試験です。

コスメマイスターは化粧品の知識に寄せていることもあり、スキンケアマイスターの取得者の多くはエステティシャンであるのに対して、コスメマイスターの取得者は美容部員が多くなっています。

とは言え、資格取得対策テキストはスキンケアマイスターと全く同じで、試験時間も受験料も同じです。
またいずれの資格もWEB受験可能ということで、スキンケアマイスターとの違いについて詳しくは分かりかねますが、肌や美容をメインに勉強したい方はスキンケアマイスターで、化粧品にまつわる知識をより深めたい方はコスメマイスターでいいのではないでしょうか。

また、コスメマイスターを受験するにはちょっと自信がない方に向けて、コスメマイスター・ライトという新しい資格も登場しています。

こちらもWEB受験可能で、受験料も500円と手頃なので、もし興味のある方は、一旦コスメマイスター・ライトを受験してみてはいかがでしょうか。

スキンケアアドバイザー

スキンケアアドバイザーは、一般社団法人「日本スキンケア協会」が認定する資格で、皮膚の構造や働き、肌タイプ別(脂性肌、乾燥肌、混合肌など)のお手入れ方法など、スキンケアに絞った知識を習得することができます。

また、スキンケアアドバイザーは通信講座を受講して課題レポートを提出しないと受験できないようになっていて、通信講座の受講料は約5万円で、検定試験にしてはかなり高めの価格設定となっています。

その代わり、スキンケアに関する知識だけではなく、商品販売・売上げUP・リピーターづくりの方法など、実践で役立つ接客技術をしっかりと学習することができます。

そういった意味では、スキンケアブランドの美容部員を志望する方にもオススメできる資格かも知れません。

なお、インターネットで過去に取得した人の口コミを見てみると、フェイシャルを専門とするエステティシャンの方に支持されているようです。

スキンケアカウンセラー

スキンケアアドバイザーと同じ一般社団法人「日本スキンケア協会」が認定する資格で、スキンケアアドバイザーよりも高度なスキンケア知識とカウンセリング技術を確認する資格です。

当然、スキンケアアドバイザーと同様、通信講座を受講しなければ受験できないようになっていて、通信講座ではカウンセリング技術としてメンタルヘルスカウンセリングの要素を取り入れて、「聞き出す技術」と「伝える技術」を習得します。

過去、スキンケアカウンセラーを取得した方とお会いしたことがないため、協会のホームページやネット上の口コミから判断すると、主にエステティシャンで、お客様にカウンセリングを通じてエステメニューの提案をする必要がある方にはオススメの資格のようです。

通信講座の受講料は約7万円。

化粧品成分検定

かなりマニアックな資格名ですが、化粧品成分検定はその名の通り、化粧品の成分に特化した検定資格です。

そのため、例えば、”セラミド”とか”カルボマー”といった成分名から、どんな性質があって、どのような効果・効能があるのかをひたすら学習して、理解度を確認します。

化粧品成分検定の対策テキストや試験内容を見る限り、成分名と性質・効果効能を暗記して覚える必要があり、普段耳にすることのない成分名ばかりで、一般女性はもとより、仮に美容部員であっても、ここまでの知識は必要ないのかも知れません。
恐らく、化粧品の研究開発職の方に向けた試験なのではないでしょうか。

成分検定は3級(入門)~1級(応用)まで3段階あり、3級では日々の生活で役立つ知識を手に入れるレベルとなっています。
2級では基本的な成分・パッケージ記載内容を理解でき、化粧品選びに役立てることができるレベル。

1級になると、全成分表示を読み解き、目的にあった化粧品を選ぶことができたり、第三者にアドバイスができるレベルとなっています。もはや成分の専門家レベルの知識になります。

JMANメイクアップ技術検定

JMANメイクアップ技術検定は、日本のメイクアップアーティストの第一人者である小林照子(フロムハンドメイクアップスクール学園長)が創設した検定で、メイクアップ技術を認定する検定試験です。

検定は3級~1級まであって、2級まではメイクアップの技術、1級になるとヘアスタイルまで含めたトータルで表現する技術が求められます。

すべて実技試験となっていて、1級になるとプレゼンテーション試験まであって、受験者自身の作品に対するコンセプトなどを発表します。

また、JMANはjapan makeup artist networkの略称で、メイクアップアーティストの会員組織になります。JMANメイクアップ技術検定2級以上を取得するには、JMAN会員に入会(年会費2000円)する必要があります。

JMANでは、毎年5月9日はメイクの日と称して、メイクアップを普及させることを目的としたボランティア活動を行っていて、一般の女性をはじめ、育児等で普なかなかメイクができない主婦の方に向けてメイクセミナーを開催したり、ボランティアのメイクショーなどを開催したり、社会貢献に積極的に取り組んでいます。

メイク技術を学ぶだけでなく、その技術生かして社会貢献してみたいと思う方にはJMANはオススメかも知れません。

メイクセラピー検定

メイクセラピー検定は、心理カウンセリングの手法を取り入れたメイクアップ技法をメイクセラピーと呼び、一般社団法人メイクセラピストジャパンが認定するメイクセラピーの知識と技術に関する検定試験です。

メイクセラピーは化粧療法の一環に位置づけられていて、単に外見をキレイにするだけでなく、心理カウンセリングによってメンタルサポート(心理的援助)することを目的としています。

たとえば高齢のお客様には、美容部員がメイクセラピーの技術を活用して、メイクを通じてキレイするだけでなく心も元気にしてあげるようなサービスを提供することができれば、ネットにはない価値を提供できるようになるでしょう。

全国に多くのチェーンストアを持つ資生堂も、独自の検定試験「資生堂化粧セラピスト資格制度」を設けて、化粧療法の普及に取り組んでいます。

今後、インターネットの更なる普及と高齢化が進む日本において、5年~10年先も美容部員として活躍したいと思っている人は、メイクセラピー検定や資生堂化粧セラピスト資格がオススメかも知れません。

メイクアップアドバイザー検定

メイクアップアドバイザー検定は、JMA日本メイクアップ技術検定協会が認定する資格で、スキンケア、メイクアップの基礎的知識を確認する検定試験です。

JMA日本メイクアップ技術検定が実技試験なのに対して、メイクアップアドバイザー検定試験はマークシート形式の筆記試験となっており、プロ、アマ問わず誰でも受験することができます。

試験内容も美容やメイクの幅広い知識を問うもので、どちらかというと化粧品や美容に興味関心の高い一般女性がターゲットになっています。
非常に似た資格の一つに日本化粧品検定(コスメ検定)がありますが、日本化粧品検定が原料や成分に重きを置いているのに対して、メイクアップアドバイザー検定はメイクアップに重きを置いた内容になっています。

最近、日本化粧品検定(コスメ検定)のように、プロ向けよりは一般の女性をターゲットとした検定試験が活況のため、JMA日本メイクアップ技術検定協会もプロ向けだけでなく一般女性向けの検定試験を開発したのではないでしょうか。

美容部員を目指す上で、美容やメイクの基礎的知識はあった方がいいので、興味があればメイクアップアドバイザー検定を調べてみてはいかがでしょうか。

シュウウエムラ メイクアップ技術検定

シュウウエムラ技術検定は、日本ロレアルグループのブランド「シュウ ウエムラ」とJMA日本メイクアップ技術検定協会とが協働して、2018年にスタートした新しい検定試験です。

その名の通り、シュウウエムラのメイクアップ哲学を広めていくことを目的とした検定試験です。

受験するにはjma-シュウウエムラ認定講師による技術指導を受けて、美容学校における35時間の規程のカリキュラムを受講することが条件になっており、現時点ではシュウウエムラ検定向けカリキュラムを導入している美容専門学校の学生しか受験することができません。

JMAのホームページによると、シュウウエムラメイクアップ技術検定は、日本メイクアップ技術検定の2級相当となっているので、詳細は日本メイクアップ技術検定の2級の試験内容をご覧ください。

なお、注目すべき事項としては、シュウウエムラメイクアップ技術検定を取得した場合、資格所有者かつ専門学校の推薦があれば、日本ロレアル株式会社の美容部員の新卒採用において、書類選考で優遇措置される場合があるとされています。

もしシュウウエムラの美容部員を志望する学生さんは、シュウウエムラ技術検定を導入する美容専門学校に入学するのが得策かもしれません。

美肌検定

日本エステティック協会が認定する美肌検定は、美しい肌を保つためのセルフケアをメインとした知識・お手入れの方法を確認する検定試験です。

そのため、美容・化粧品業界の方でも十分活用可能な知識を学ぶことができますが、どちらかというと、一般の女性がターゲットで、若々しく健康的な美肌を保ちたいとか、美しい肌にするための正しいお手入れ方法を知りたいといった方にオススメな資格です。

美肌検定取得の対策本「美肌検定の教科書」は、一般女性の悩みの原因と解決方法を分かりやすく解説しているので、美容の知識がない方でも理解しやすいかも知れません。

色彩検定

色彩検定とは色に関する幅広い知識や技能を問う、文部科学省が後援する検定試験です。

一般的に美容専門学校等ではメイクアップ技術を学ぶ過程の中で色彩学にも触れますが、それは肌に合う色や相性の良い色の組み合わせによって、メイクアップの仕上がりが大きく変りますので、メイクアップブランドで働く美容部員ならば色に関する知識や理論を理解する必要があります。

最近では、あらゆる職業の方に受験対象が広がっていて、美容・ファッション系なら、メイクアップアーティストのほか、アパレル販売、エステティシャン、ネイリスト、美容師などの受験者も増えています。

美容の知識やメイクアップ技術だけでなく、お客様にはどのカラーが似合うのかその理由を色彩理論を用いて提案できると、お客様により一層信頼される美容部員になれるかも知れません。

カラーコーディネーター検定

カラーコーディネーター検定は、色彩検定と並ぶ色彩学の知識を認定する検定試験です。
色彩検定と同様、色の性質・特性など、色彩の知識を身につけることができ、美容部員においてはお客様に似合うカラーの提案などに活かせるでしょう。

また、化粧品開発や商品企画に携わる方だと商品やデザインに流行色を用いたり、商品をより魅力的に見せる提案ができたり…と、かなり幅広い職業の方に受験されている資格です。

ちなみに、2017年の受験者は、2級・3級合わせて1万人を超えています。

他に美容部員にはない専門性を持ちたい、お客様へより深い提案を行ってみたいと思う方には、色彩検定と並んでおススメの資格です。

おわりに

ざっと、美容部員になるのに役立ちそうな資格・検定をまとめてみましたが、美容やメイク、スキンケアの検定がこんなにたくさんあるとは知ってましたか?

私たちが知っている資格・検定だけでも上記のように14個ありましたので、もっと細かいものを探せばまだまだありそうです。

検定試験はあくまで特定の団体が独自で定めた基準で知識や技術を認定するもので、資格を取ったとしても、就職や転職に必ず役立つとは限りませんし、必ずキャリアアップにつながるとも限りません。

大事なのは、資格・検定で得た知識を活用してどうなりたいのか、何がしたいのか、取得目的を明確にすることだと思います。

資格・検定を取得するには、それなりにお金と時間がかかります。だからこそ、しっかりと目的を持って資格を取得して、自信につなげて欲しいと思います。

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この記事をかいた人

2002年大学卒業後、インテリジェンス入社。人材派遣の営業を担当後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社し、美容部員専門の求人サイトを立ち上げ、2015年アイスタイルキャリアを設立、代表取締役社長に就任。全国の美容専門学校や短大にて就職アドバイザー、化粧品検定顧問を務める。2018年に美容部員専門のオンラインスクールと人材紹介事業を行う株式会社タレンタップを創業。これまで就職・転職支援してきた美容部員は1000名を超える。コスメ検定1級、ほめる達人検定3級取得。