【美容部員×資格】日本化粧品検定(コスメ検定)を徹底分析と対策

日本化粧品検定(コスメ検定)の徹底分析と対策

こんにちは。
美容のオンラインスクールを運営するBeautytree(ビューティーツリー)の辻堂です。

最近、ランサーズやクラウドワークスといったフリーランスが活躍するクラウドソーシングサービスを見ていると、美容ライターやブロガーのプロフィールの保持資格欄に”コスメ検定1級”と記載されているのをよく見かけます。

そして、実はわたくし、コスメ検定1級を取得しています。

日本化粧品検定1級合格証書

日本化粧品検定(コスメ検定)1級資格を取得した筆者が、美容ライターやブロガーにとても人気なコスメ検定についてまとめてみました。

資格取得までの勉強方法や対策などを最後に記載していますので、これからコスメ検定を受験される方は参考にして頂ければと思います。

日本化粧品検定(コスメ検定)とは

日本化粧品検定(コスメ検定)とは

日本化粧品検定を主催する一般社団法人 日本化粧品検定協会が発売している「日本化粧品検定 1級対策テキスト コスメの教科書」によると、
日本化粧品検定とは
化粧品を正しく使うために化粧品の中身や働きを理解して、目的に合った使い方ができるようになることを目指す検定試験
と書いてあります。

つまり、コスメ検定を取得すれば、
化粧品に含まれている成分や成分の効果効能を理解して、この商品はどういう悩みにマッチしていて、どのように使えばちゃんとした効果を得ることができるかを自分の知識で判断できるようになる
ということです。

確かに、美容系のメディアやブログで、特定の化粧品の魅力や使用感、効果効能をPRする美容ライターやブロガーさんにとって、なぜそうなのか??の理由を説明する際に化粧品に使われている原料や含まれる成分を理解して書くのと書かないのでは、説得力は大きく変わってくるでしょう。

そう考えると、美容ライターやブロガーさんに限らず、化粧品メーカーに勤める営業や美容部員、マーケティングやPRといったポジションの方々にも有用な資格かも知れません。

日本化粧品検定(コスメ検定)の実施要項と流れ

日本化粧品検定(コスメ検定)の実施要項と流れ

2018年8月時点で、コスメ検定の実施概要は、以下のようになっています。

受験資格 どなたでも、何級からでも受験できます。
受験料 3級:無料(WEB受験)
2級:6000円(税抜)
1級:12000円(税抜)
試験方式 3級:公式ホームページから受験(20問)
2級・1級:マークシート方式(60問)
検定スケジュール 3級:随時
2級・1級:5月、11月の年2回実施予定
受験地 3級:公式ホームページ
2級・1級:札幌、函館、仙台、水戸、東京、新潟、静岡、名古屋
京都、大阪、広島、福岡などの各都市にて実施予定

検定資格試験の流れ

3級 自分の知識を正す

間違えがちな化粧品や美容に関することを学び、今日からすぐに実践できる知識を取得します。

2級 自分がキレイになる

3級範囲に加え、皮膚の構造や肌悩みに対する化粧品の選び方やメイク方法、美肌に導く美容知識を取得します。

1級 化粧品の専門家を目指す

2級範囲に加え、化粧品の成分や製品の種類、働きを中心に、化粧品の歴史や法律まで幅広い知識を習得します。

日本化粧品検定(コスメ検定)の出題範囲

「日本化粧品検定 1級対策テキスト コスメの教科書」に記載のあるテーマと内容、そして完全に主観になりますが、コスメ検定1級を取得した私が感じた難易度(低い、普通、高い)とコメントをまとめました。

テーマ 難易度 コメント
化粧品の歴史 低い そもそもページ数が少ない。でも、試験には出た記憶があり、暗記が必要なので、油断はできない。
化粧品の原料と基礎知識 高い 普通の人にとって原料は全くなじみがなく、ほぼ暗記箇所なので、学習するのにかなり時間がかかる。
スキンケア化粧品について 普通 女性にとってはなじみのあるアイテムの特徴、効果的な使い方などがメインで理解しやすいが、一部暗記が必要で、時間もそこそこかかる。
メイクアップ化粧品について 普通 スキンケア同様、すらすら読めるし、頭に入りやすい。原料などの一部は、暗記が必要。
ボディ化粧品について 低い 理屈で理解できるパートなのでそこまで暗記は必要なく、学習時間もかからない。
毛髪の構造とヘアケア製品について 普通 スキンケア同様、すらすら読めるし、頭に入りやすい。毛髪の構造など暗記が必要な箇所もある。
毛髪の構造とヘアケア製品について 普通 スキンケア同様、すらすら読めるし、頭に入りやすい。毛髪の構造など暗記が必要な箇所もある。
ネイルの構造について 低い 爪の各部の名称は暗記が必要だが、全体的に理解しやすく、暗記もそこまで必要ない。
香りの成分と働きについて知ろう 普通 香料や精油の効能はかなりの量があるので、暗記するにはかなり時間がかかる。※受験突破だけを考えると、捨てても良いかも。その他はすらすら読めるし、スムーズに理解できる。
オーラルケアとケア製品について知ろう 低い 歯の構造やトラブルの原因とオーラルケアの製品の説明がメインで、すらすら読めるし、頭に入りやすい。
サプリメントの基礎知識 普通 すらすら読めるし、頭に入りやすいが、栄養成分の効果効能がかなりのボリュームで暗記するのにかなり時間を要する。
化粧品にまつわるルール 普通 基本的に難しいことは書いていないが、化粧品の効果効能として表示できる範囲などはかなり多岐に渡るため、それらをすべて暗記するのはナンセンス。化粧品は人の肌に直接つけるものなので安全性の確保が前提にあるなど、それぞれの法律の目的を把握しておくとスムーズに理解できる。

日本化粧品検定(コスメ検定)1級の受験した感想と対策

日本化粧品検定(コスメ検定)1級の受験した感想と対策

日本化粧品検定1級の資格保持者として、これからコスメ検定を受験する方に向けて、受験した感想や対策をお伝えしたいと思います。

総評

約2か月前から毎日約2時間勉強して、男性かつ美容知識0の状態から1級に合格しました。
ガチで100点を狙いにいきましたが、自己採点では正答率90%程度でした(70%~で合格)。

日本化粧品検定協会が販売する「コスメ検定1級対策問題集」なるものがありますが、合格を狙うなら確実に購入したほうがいいでしょう。
なぜなら、テキストだけでも十分理解できると思いますが、試験が初めての方は、実際の検定試験(マークシート)では問題がどういった形式で出題されるのかイメージができないと思いますので、検定試験に近い形式で出題されている対策問題集はあった方がいいでしょう。

コスメ検定1級の具体的な学習方法

コスメ検定1は、化粧品の専門家を目指すことを目的としているため幅広い領域をカバーする必要がありますが、実際にはそれぞれのテーマにおいて、出題される重要箇所はある程度目星がつくので、すべてを暗記する必要はありません。(2018年8月時点での出題範囲から推察)

しかも、検定試験はマークシート形式です。

そのため、私はテキストは1回はじめに流して読み、その後は問題集を中心に勉強しました。
まずは最初にテキストをパートごとにサラッと読んで、その後ひたすら問題集を解く。
問題集で間違えた部分は再度テキストを見て理解する、そしてまた問題集を解くを徹底的に繰り返しでした。

約2か月で、問題集を10回以上繰り返し解いて、間違えた問題にはチェックをつけ、チェックのついた問題は20回くらやりました。
そして、試験前のタイミングでは、問題集に書いてある問題はほぼすべて暗記している状態でした。

実際の試験では、出題の形式が若干異なるケースもありましたが、問題集を完璧にこなすことができれば、合格ラインの正答率70%以上はカタいと思います。

合格の秘訣は、問題集を中心に勉強して、問題を見たら正解がほぼ分かるくらいの慣れと暗記が重要です。

あとは、問題集にはないけど、テキストを見ていて大事そうな箇所をしっかりと読み込んでおけば、正答率はさらに高くなると思います。

コスメ検定1級の試験会場

私は東京エリアでの受験で会場は東京農業大学@世田谷区でした。
恐らく、全国すべての会場でも同じような状態だと思いますが、受験開始の1時間前では、会場付近のカフェやレストランはコスメ検定の受験者でほぼ満席になることが予想されますので、事前にカフェで勉強したいと思う方は、できる限り早めに現地入りすることをおススメします。

ちなみに、私は東京農業大学の正門前のスタバに、受験開始1時間前に入りましたが、店内はほぼ満席で、店外でなんとか1人分の席を確保することができました。

また、東京農業大学の正門入り口から受験会場までは、そこまで細かく道案内が出ていませんので、時間に余裕をもって移動したほうがいいでしょう。

コスメ検定1級の試験時間

試験時間は60分です。出題数は60問なので、ざっくり1問1分です。
問題集を徹底気にこなしていたので、反射的に回答できる問題がかなり多く、試験時間にはかなり余裕がありました。
ただし、問題集に慣れていないと、回答に悩む問題もいくつかありましたので、もしかしたらギリギリなのかも知れません。

コスメ検定1級受験者へのアドバイス

検定試験はマークシート形式なので、問題集を何度も解いて、重要なポイントをしっかりと押さえておえば十分合格できると思います。

あとは、テキストに載っている赤字の文言で、言い方を変えてくる引っ掛け問題もありますので、時間があれば赤字の文言をしっかりと読み込んでおきましょう。
(例えば、歴史の箇所に出てくる”太古上古時代”など)

また、原料名とか、香料や精油・サプリメントの栄養成分の効果効能などは、本気で覚えようとするとかなりの時間がかかってしまうので、時間に余裕のない人は、問題集に出てくる問題を完璧にしておけばいいと思います。

コスメ検定の資格取得を目指している方は、これらを参考に、時間を有効活用して頑張っていただければと思います。

日本化粧品検定(コスメ検定)を取得したらどうなるの?

日本化粧品検定(コスメ検定)を取得するとどうなるの?

コスメ検定を取得してみて感じたことは、原料とか成分の名前と効果効能をひたすら覚える必要があり、どちらかというと暗記ものが多く、実践で使わないと忘れてしまう気がします。

美容部員の実践に例えると、お客様の悩み-原因(知識)-解決(商品提案)の3つを繋げる必要があります。

そのため、コスメ検定で学んだらすべてOKではなく、そこで学んだ知識を実際の仕事でどう活かすかを自分なりに考えることが重要でしょう。

原料や成分の名称とその効果効能を理解していることは大事ですが、それらがお客様の悩みとリンクして初めて実践で価値がでます。

ブログやメディアで化粧品を紹介する美容ブロガーやライターには、コスメ検定はオススメできる資格かも知れません。

そもそも、ブロガーやライターの経歴に「コスメ検定1級」と書いてあるだけで信頼性が増します。
また、ブログやメディアで化粧品を紹介する際に、化粧品に含まれている原料や成分の特徴や効果効能を丁寧に書くことが求められるため、美容部員よりももっとコスメ検定の知識を生かすことができると思います。

この記事をかいた人

2002年大学卒業後、インテリジェンス入社。人材派遣の営業を担当後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社し、美容部員専門の求人サイトを立ち上げ、2015年アイスタイルキャリアを設立、代表取締役社長に就任。全国の美容専門学校や短大にて就職アドバイザー、化粧品検定顧問を務める。2018年に美容部員専門のオンラインスクールと人材紹介事業を行う株式会社タレンタップを創業。これまで就職・転職支援してきた美容部員は1000名を超える。コスメ検定1級、ほめる達人検定3級取得。