化粧品専門店で働く美容部員の特徴やなるためには

化粧品専門店で働く美容部員

化粧品専門店で働く美容部員

化粧品専門店で働く美容部員とは、駅ビルやファッションビルに入っている化粧品を専門的に扱うショップで働く化粧品販売スタッフです。全国的に有名な化粧品専門店だとアットコスメストアや、イセタンミラー、フルーツギャザリング、コスメキッチン、コスメームやインクローバーなどがあり、地方の有力専門店としては、粧苑すきや@仙台、ギンザビビ@東京、パルファンくわこや@愛知、ヒロセヤ@岐阜、まさや@岡山などがあります。

化粧品専門店では、百貨店のように1カウンター1ブランドという形式ではなく、1つの店舗の中にさまざまなブランドの商品が並びます。扱うアイテム数は千を超えます。そのため、化粧品専門店で働く美容部員には、美容やメイクアップに関する専門的な知識・スキルのほか、ブランドを横断した幅広い商品知識が求められます。また、来店するお客様の年齢層も幅広いため、年代問わず円滑にコミュニケーションできるスキルも必要です。

そのほか、化粧品専門店の店頭では、デモンストレーションを行ったり、メイクレッスンイベントなど、様々な販売促進イベントを実施していますので、イベントの企画やデモンストレーターなども行います。

 

化粧品専門店で働く美容部員になるには

化粧品専門店で働く美容部員になるには、気になる専門店があれば、ホームページを見てみたり、店頭の張り紙などをチェックしてみましょう。また、特に決まっていないのであれば、全国の化粧品専門店を掲載するキレイエでエリア検索して、気になる店舗があれば、直接問い合わせをしてみるといいでしょう。化粧品専門店には1店舗に多くても10名程度の美容部員しかおらず、大手化粧品メーカーと違って大々的な求人募集をしないので、直接問い合わせてみると実は募集しているというケースもあるでしょう。

化粧品専門店に入社すると、専門店独自の教育研修のほか、店頭で扱うブランドが開催する商品研修会にも定期的に参加します。また、資生堂やカネボウ、アルビオンといった大手化粧品メーカーが主催する美容部員コンテストなるイベントなどにも参加できます。

ひとつのブランドだけではなく、いろいろなブランドの化粧品を販売してみたい、接客販売だけでなく販促イベントの企画やデモンストレーターもやってみたい、地元に密着した美容部員になりたい、そのような想いを持つ方には化粧品専門店の美容部員が向いているでしょう。

 

この記事をかいた人

大学卒業後、大手人材会社パーソルキャリア入社。その後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社、人事部、社長室、メディア事業部、子会社社長を経て、2018年に美容業界専門の新卒対策メディアを運営する「ビューティーツリー」を創業。