美容部員に転職するならメーカーと百貨店の採用はどっちを選ぶべき?

こんにちは。
美容部員の就職サイトを運営するBeautytree(ビューティーツリー)編集部です。

美容部員の転職サイトを見ていると、化粧品メーカーが募集している求人もあれば、百貨店が募集している求人もあるし、シャネルやディオールといった外資系有名ブランドでは派遣会社が募集しているケースもあります。

同じブランドの募集でも、メーカー直接採用の求人と百貨店採用の求人や派遣会社の求人があり、「何が違うの?」「どっちがいいの?」と求職者の方からよく聞かれます。

ということで、今回は美容部員の転職を考えている方の「美容部員に転職するならメーカーと百貨店の採用はどっちがいい?」の悩みにお答えします。

美容部員の働き方は多種多様

美容部員の働き方は多種多様

美容部員はもともと化粧品会社の社員で、自分が所属する化粧品会社から派遣されて、百貨店や化粧品専門店の化粧品コーナーで働きます

そのため、通常は化粧品メーカーが求人を出して、正社員や契約社員、アルバイトといった形で雇用します。

しかし、とても人気のあるブランドで、百貨店側がどうしてもそのブランドを化粧品コーナーに置きたいといった場合や、地方の百貨店などで売り上げ規模がそこまで高くなく、化粧品メーカーを優遇しないと取引できない場合には、百貨店側が美容部員を用意するケースがあります。

つまり、4名体制の化粧品コーナーがあった場合、「店長は化粧品メーカーが用意するから残り3名は百貨店側が用意してください」という話になります。

こういうケースでは、同じブランドの制服を着ていても、雇用元は全く別の会社になり、店長にとっての上司は化粧品メーカーの営業になるけど、スタッフ3名の上司は百貨店側にいるということになります。

メーカー採用は百貨店採用に比べて条件が有利になることがある

外資系有名ブランドの募集で、勤務地も百貨店だったので、応募して採用されたら、百貨店の社員採用だったというケースがあります。

その場合、化粧品メーカーの採用ではないので、一部メーカーの社員と共通の商品研修などはあります。
しかし、基本的に入社後の研修は百貨店独自の研修プログラムであって、メーカーの研修プログラムと比べると内容は異なるケースがあります。

また、化粧品メーカーの社員なら、チーフ、店長、スーパーバイザーやトレーナーといったキャリアパスがあるのに対して、百貨店の社員には同様のキャリアパスはなく、百貨店内の別のブランドへの異動も原則ないと言われています。

また、給与等の条件も百貨店採用に比べてメーカー採用の方が有利なケースが多く、もし特定のブランドの美容部員の募集をメーカーと百貨店の両方で行っている場合は、化粧品メーカーの募集のほうがメリットが大きいかも知れません。

美容部員の派遣は教育が課題に

百貨店のケースと同じく、とあるブランドの求人があって応募してみたら、派遣会社の募集求人だったというケースはよくあります。

特にシャネルやディオールといった外資系有名ブランドは、ネームバリューがあって募集を出すとたくさんの人が集まるため、大手派遣会社がこぞってブランドロゴを使った募集を行っていますが、それらはすべて派遣会社の募集です。

本来、派遣社員というのは研修などの必要ない即戦力人材を派遣する代わりに高い対価を支払うというのがもともとのモデルで、長期的に働くというよりは、短期的にプロが成果を出すような助っ人のイメージです。

近年、美容部員の派遣社員はかなり増えていますが、実態としてはほとんどの方が未経験となっており、本来の派遣のカタチとはかなり異なっています。

化粧品メーカーとしては、できるかぎり自社の美容部員でカバーしたいと思っていますが、なかなか人材を採用できず、人材確保のために派遣会社に頼まざるを得ない状況があり、多少コストが高くなっても、未経験の派遣社員を受け入れざるを得ない状況が続いています。

ここで問題になるのが、教育です。

派遣会社には専門的な研修体制を持っている会社が少ない

派遣先の化粧品メーカーでは、いつ契約解除になるかどうかわからない派遣社員のために、わざわざ高いコストをかけて積極的に教育しようとはしません。

そのため、入社後の最低限の教育しか基本提供しません。

だから、知識や技術不足で行き詰まりを感じたり、店長やほかの社員から「高い金を払っているのに何もできない」とか「未経験のくせに私たちの給与よりも高い」といった不満を持たれるケースもあり、働きづらさを感じて辞めてしまう人はかなりの数に上ります。

もし美容部員としてしっかりと教育を受けて、長期的に働いていきたいと思うなら、未経験者の教育体制が整っている化粧品メーカーを選ぶと良いでしょう。

まとめ

どうしても特定のブランドで働きたい!、私のエリアだと、このブランドの募集は百貨店採用しかない…といった特別な事情がない限りは、志望する化粧品メーカーの正社員になるのがいいのかもしれません。

ブランドへのこだわりがそこまでなければ、給与やインセンティブ等の条件、教育研修体制、キャリアパスなど、どれを取っても化粧品メーカーの社員になった方が優遇されているケースがほとんどです。

美容部員に転職を考えている方は、上記の内容を踏まえて、応募先を慎重に選んでみてはいかがでしょうか。

 

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この記事をかいた人

2002年大学卒業後、インテリジェンス入社。人材派遣の営業を担当後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社し、美容部員専門の求人サイトを立ち上げ、2015年アイスタイルキャリアを設立、代表取締役社長に就任。全国の美容専門学校や短大にて就職アドバイザー、化粧品検定顧問を務める。2018年に美容部員専門のオンラインスクールと人材紹介事業を行う株式会社タレンタップを創業。これまで就職・転職支援してきた美容部員は1000名を超える。コスメ検定1級、ほめる達人検定3級取得。