【21年卒向け】美容部員の就職活動で内定を獲得できる人とできない人の違いとは

美容部員の就職活動で内定を獲得できる人とできない人の違い

ビューティーツリー編集長の辻堂です。

2020年卒の美容部員の新卒採用では、私たちの無料就職支援サービスをご利用頂いた学生約100人のうち、ほとんどの方は無事内定が決まり、納得のいく結果で就活を終えています。しかし、一部の学生は内定が決まらず、現在も就活を続けている人もいます。内定を獲得できる人とできない人、その違いは何でしょうか。

今回は、美容部員の就職活動支援を通じて見えてきた内定を獲得できる人とできない人の違いについて、ご紹介したいと思います。これから美容部員の就職活動を迎える21年卒の学生さんは、ご自身の就職活動の参考にして頂ければと思います。

「フットワークの軽さ」が勝負の分かれ目

フットワークの軽さが勝負の分かれ目

内定を獲得できる人と、獲得できない人の違いは、容姿や学歴、機転がきく、会話が上手といった能力面だけではありません。実際に学生や面接官とお会いしていると、もっとも重要なのは、フットワークの軽さだと思います。

つまり、就活の結果は、行動したかどうかの差でしかないということです。

第一志望のブランドに、早期に内定した学生というと「もともとコミュニケーションスキルが高くて人前でも緊張しない人」と思いがちですが、実際には、そんなことはありません。内定を複数獲得する学生も、一番最初の面接はとても緊張していますし、志望動機も悩んでいることがほとんどです。

では、なぜフットワーク軽い学生が内定を獲得できるのでしょうか。その理由は3つあります。

1.面接に慣れて緊張しなくなる
2.就活で揉(も)まれて磨かれる
3.視野が広がり、選択肢が増える

1.面接に慣れて緊張しなくなる

面接に慣れて緊張しなくなる

もともと、人前で緊張しない性格の人もいますが、それは少数派で、多くの人は緊張します。緊張のあまり、頭が真っ白になって、自分の言いたいことやアピールしたいことが話せないと、面接はなかなか通過できません。だから、面接の場に少しでも慣れておくことが大事です。

積極的に説明会や面接に足を運ぶ学生は、最初のうちは緊張しますが、だんだんと慣れてきて、あまり緊張しなくなります。一方、積極的に活動していない人は、いつまで経っても面接の場に慣れず、時間が経てば経つほど、活動している人との差が広がり、余計に面接の苦手意識が強まります。

こうなると、就活を有利に進めることは難しく、いつまで経っても内定がもらえないという状況に陥(おちい)ります。どうせ失敗するなら、周囲の学生も面接慣れしていない就活初期にたくさん失敗しましょう。

フットワーク軽い学生は面接でも緊張しなくなる、これが一つ目の理由です。

2.就活で揉(も)まれて磨かれる

就活で揉まれて磨かれる

就職活動では、インターンシップや説明会、面接などを通じて、魅力的な社会人や学生と接する機会がたくさんあります。優秀な学生と同じ面接を受けるだけでも、「自分ももっと頑張らないと…」と感じて自分自身を見つめ直す機会になったり、人間性は磨かれていきます。

そうやって、積極的に行動して自分と向き合い磨かれてきた人と、そうではない人を面接で比べた時に、企業の面接官はどちらに魅力を感じるでしょうか。おそらく、多くの面接官は前者の学生に魅力を感じると思います。

フットワーク軽く、説明会や面接に参加している学生が魅力的に見える、これが2つ目の理由です。

3.視野が広がり、選択肢が増える

視野が広がり、選択肢が増える

日本には化粧品メーカーは何社あるかご存知ですか?ECメーカーなどを含めると、3000社近くあリます。また、美容部員を抱えるメーカーでも100社はあります。その中で、学生の皆さんが知っているメーカーといえば、多くても5社くらいではないでしょうか。

自分が知っていて、かつ第一志望のメーカーだけを受けて無事入社できればハッピーですが、実際には第一志望の会社に内定をもらえる人はほんのわずかです。例えば、RMKには100名の募集に対して、エントリーが1万人を超えるため、競争率は100倍超です。つまり、第一志望のメーカーに内定をもらえる確率は決して高くありません。だからこそ、就活を通じて、自分に合う会社見つけることが大事になります。

「A社が第一志望だけど、他にも魅力的な会社はないかな?」と、自分に合う会社を見つけようとする姿勢で活動する学生は、その会社の魅力が目に入るため、選択肢はどんどん広がり、志望動機も自然と湧き出てきます。

一方、説明会に行く前から「このブランドはちょっと違う」と、自分自身の勝手なイメージや印象だけで、自分に合わないと判断している学生は、会社の良いところが目に入らず、選択肢はどんどん狭まり、志望動機を考えるのも苦しくなります。

フットワーク軽く、自分に合う会社を見つけようと活動する学生は選択肢がどんどん広がる、これが3つ目の理由です。

おわりに

おわりに

内定をたくさん獲得した学生も、最初はガチガチに緊張して、たくさん失敗を経験しています。最初からスムーズに話ができて、サクサク内定を取っている人はほぼいません。

だから、説明会や面接に参加する前から、「ちょっと違う」「なんとなく好きじゃない」と自分の勝手なイメージで判断せずに、フットワーク軽く「まずは参加してみる」という気持ちで取り組んで欲しいと思います。

また、すでに就職活動中で、なかなか内定が決まっていない人、もしくはこれから就職活動を迎える人で、自分に合う会社の内定が欲しいと思う人は、とにかく説明会や選考会に参加して、少しでも自分の選択肢を広げる動きをしてみてください。

きっと、自分に合う会社が見つかるはずです。

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この記事をかいた人

大学卒業後、大手人材会社パーソルキャリア入社。その後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社、人事部、社長室、メディア事業部、子会社社長を経て、2018年に美容業界専門の新卒対策メディアを運営する「ビューティーツリー」を創業。