訪問販売の美容部員の特徴となるためには

訪問販売の美容部員

訪問販売の美容部員とは

訪問販売の美容部員とは、個人宅や法人企業を訪問して、化粧品を販売するスタイルの美容部員です。訪問販売は、男性が仕事に出かけて女性は専業主婦で自宅にいる、という女性の在宅率が高い時代で流行した販売方法です。しかし、近年は女性の社会進出による在宅率の低下など環境が大きく変化していて、それに対応するカタチで、自宅や路面店にエステルームや化粧品を体験できるスペースを作り、来店を促す販売方法が一般的になりつつあります。

また、そういった自宅や路面店を開業しているオーナー(販売代理店ともいう)を訪問して、新商品のレクチャーや販売支援など、オーナーの販売売上をサポートするようなスタイルを採用しているブランドもあります。

近年、日本人の高齢化が進み、化粧品を使う人の年齢も徐々に高まり、シルバー世代の化粧品購入率も上昇しています。訪問販売のスタイルは、シルバー世代の化粧品利用者との親和性が高く、最近になって再度注目されています。

 

訪問販売の美容部員になるには

訪問販売を展開する化粧品メーカーのホームページでは、積極的に募集を行っているため、直接応募するか、転職エージェントを活用するのがいいでしょう。訪問販売を展開するメーカーとして代表的なのは、POLA(ポーラ)、ノエビア、メナード化粧品、オッペン化粧品などがあります。

自宅や地元密着型の店舗で働きたい、将来は大好きな化粧品の仕事で独立してバリバリ稼ぎたい、そんなキャリアを歩みたいと思っている人は、訪問販売スタイルの美容部員も選択肢の一つとして見てみてはいかがでしょうか。

 

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ポーラの売上の約95%が訪問販売事業による売上です。ポーラは、女性のライフスタイルの変化や社会の変化に伴い、訪問販売のスタイルを大きく進化させてきました。女性の社会進出による在宅率の低下等の環境変化に対応し、ポーラでは2000年代前半からエステサービスを併設したエステインを展開。2005年にはこの誘客スタイルをさらに進化させたPBをスタートさせました。
出典:進化する訪問販売ポーラ ザ ビューティー

 

この記事をかいた人

大学卒業後、大手人材会社パーソルキャリア入社。その後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社、人事部、社長室、メディア事業部、子会社社長を経て、2018年に美容業界専門の新卒対策メディアを運営する「ビューティーツリー」を創業。