【業界研究】志望動機に深みを与える業界研究のやり方

【就活対策】志望動機に深みを与える業界研究のやり方

こんにちは。

業界研究というと、業界本を読んだりして、どんな企業やブランドがあるのか、業界の特徴はどうなっているのか…などを調べて業界に詳しくなることをイメージすると思います。

化粧品業界をひとつ取っても、1冊の本が出るくらい、調べる範囲が広く、骨が折れる作業です。

業界研究に明確な目的を持たないで取り組むと、時間ばかりかかって、面接などに役立つ情報を得ることはなかなかできません。

今回は、美容部員を志望する学生に向けて、業界研究で持つべき2つの目的をご紹介します。

業界研究で持つべき重要な2つの目的

業界研究で持つべき重要な目的は次の2つです。

1. 業界の将来性を知ること
2. 仕事の魅力の裏側にある苦労を知ること

業界研究は、この2つの目的さえクリアできれば、それ以外はやらなくても大丈夫です。
時間があれば詳しく調べてもいいですが、時間がないならこの2つの目的に絞りましょう。

業界本を読んだり、ネットで調べたり、セミナーや先輩社員を訪問してヒアリングするなど、業界について調べる際には、この2つの目的を満たすことだけ考えて取り組みましょう。

目的1. 業界の将来性を知ること

業界に将来性があるかないかは、皆さんの将来のキャリアに重要な意味を持ちます。
その業界は、今後も成長する可能性は高いのかどうか、それとも衰退していってしまうのか。

確実に言えることは、
将来性のある業界に入ることができれば、活躍するフィールドも広がり、待遇も改善されていくし、あなたのキャリアは確実に広がっていきます。
一方、将来性のない業界に入れば、あなたが乗った船そのものが沈んでいく可能性があるので、いくら努力しても待遇が改善されることはありませんし、そこで得た経験やスキルは無効化する(価値がなくなる)恐れがあります。

たとえ、どれだけ興味のある業界や仕事だったとしても、将来性がなければ給与もキャリアも伸び悩むリスクがありますので、業界研究では将来性があるのかどうかをしっかりと見極めましょう。

・化粧品業界の将来性を知るための業界研究はこちら

目的2. 仕事の魅力の裏側にある苦労を知ること

新卒採用では、企業は魅力的な情報は積極的に発信してくれます。しかし、その魅力の裏にある苦労やネガティブなことはあまり語ってくれません。

それは当然ですよね。

今や、企業は学生に選ばれる立場にあるので、企業自らネガティブなことを発信することは、学生に選んでもらえなくなるとうリスクが生じるからです。だからこそ、業界や企業、仕事のやりがいや魅力の裏側にある苦労やネガティブなところを学生は自力で調べて、理解していく必要があります。

また、仕事の苦労や大変なところをしっかりと理解した上で、美容部員の仕事に応募していることがアピールできれば、面接官にあなたの本気度が伝わり、志望動機にぐっと深みが出るでしょう。

逆に、企業が教えてくれないネガティブなところを理解しておかないと、修正された写真で結婚相手を決めてしまうお見合いのような就職活動になってしまい、入社後に現実とのギャップに悩むことになりかねません。

だから、実際に働いている社員や学校の先輩などを訪問して、働く魅力とともに、苦労すること、大変だと思うこと、辞めたいと思ったことなど会社や仕事のネガティブなところも聞いて、ポジティブなところとネガティブなところの両方をバランスよく理解しておきましょう。

・ビューティーツリーの就活対策アプリを使って美容部員の職種研究をしよう

まとめ

業界研究は目的を持たずに取り組むと、膨大な時間がかかるため、先ほど紹介した以下2つの目的をもって取り組みましょう。

1. 業界の将来性を知ること
2. 仕事の魅力の裏側にある苦労を知ること

将来性のある業界を選べば、給与やキャリアも広がっていくし、将来性のない業界を選べば、どれだけ努力しても給与やキャリアは伸び悩みます。

企業はその仕事の魅力は積極的に教えてくれるけど、その仕事の魅力の裏にある苦労や大変なところはなかなか教えてくれません。その苦労や大変なところを自力で調べることに業界研究の意味があります。

苦労や大変さを知った上で、あなたが美容部員を志望していることをしっかりとアピールできれば、面接官にあなたの本気度
が伝わり、志望動機に深みが出てくるでしょう。

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