ローラメルシエの美容部員の選考対策/面接官に刺さる志望動機と内定の秘訣

【3分対策:ローラメルシエ】ローラメルシエの美容部員の選考対策/面接官に刺さる志望動機と内定の秘訣

こんにちは。ビューティーツリーの岡村です。

今回は、資生堂グループのNY発祥のアーティストブランド「ローラメルシエ」の美容部員の新卒採用突破法を紹介します。「ローラメルシエの求める人物像は何?」「未経験者でもOKなの?」「他のアーティストブランドとは何が違うの?」などの疑問にお答えします。

 

 

ローラメルシエの面接を受ける前に知っておくべきこと

ローラメルシエの面接を受ける前に知っておくべきこと

ローラメルシエは、1996年にメイクアップアーティストとして活躍していたローラ・メルシエが創業したブランドで、アーティストブランドに分類されます。アーティストブランドで働く美容部員には、アーティストの思いを受け継いで、お客さま一人ひとりのアーティストになることが求められるため、アーティストの考えや思いを理解していること、お客様のアーティストになるための技術を持っていることが重要です。

ローラメルシエが大事にしている考え方

ローラメルシエのHPには、以下のようなメッセージが掲載されています。

「what makes you unique, makes you beautiful」
メイクアップとは一人一人のナチュラルな美しさを高めるべきもの。欠点を隠す手段ではないし、あなたらしさを変えてしまう手段でもない。自分らしさを見つけて、それを好きになって、それを個性として強調すること、それがメイクにおいて最も大切なこと。

つまり、人そのものが自然にもつ肌本来の美しさを引き出すことが、ローラメルシエが大事にしている考え方です、だから、ナチュラルさを持ちながら、しっかりとしたカバー力のあるベースメイクが中心になっています。ナチュラル、自然、肌本来の美しさを引き出す、こういった考え方がローラメルシエのメイクや商品のベースになっています。

ローラメルシエの美容部員を目指すなら、この考え方に共感していることが大前提となります。

ローラメルシエの美容部員に必要な技術

ローラメルシエは、ベースメイク中心のブランドのため、フルメイクをタッチアップできる技術が求められます。なお、ローラメルシエでは、新卒・中途ともに技術試験はありません(2019年7月現在の情報)。それは、メイクアップカテゴリの中でも、ベースメイクを中心としたブランドであり、未経験でも入社後研修で十分育成できると考えているからかも知れません。

だから、未経験者でも応募は可能です。しかし、実際には新卒採用者のほとんどが美容系専門学校生のため、技術がある人を優先的に採用していると考えられます。

ローラメルシエの新卒採用の傾向

ローラメルシエの採用HPを見ると、新卒採用ステップは2段階あります。

1次:書類選考(通過者のみ2次選考の詳細をお送りします)
2次:筆記試験・面接

ローラメルシエの書類選考

ローラメルシエは、技術試験はありませんが、アーティストブランドの美容部員としての美容の専門的な技術やセンスが求められます。そのため、4大生や短大生は、専門的な技術がないという理由で、1次の書類選考で落とされる可能性があリます。もし、技術を持っているならそれを書面でしっかりアピールしましょう。技術がない人は、可能性はかなり低くなりますが、ローラメルシエに対する熱意をアピールして、書類選考を突破しましょう。

ローラメルシエの筆記試験

ローラメルシエではベースメイクのほかスキンケアにも力を入れており、カウンセリングでニーズを拾ったり、商品の効果効能を的確にお客様(しかも年齢少し高め)へ説明する能力が必要になるため、筆記試験を導入して言語能力(国語)をチェックしていると考えられます。1次の書類選考を通過した方は、2次の筆記対策も忘れずにやっておきましょう。非言語(国語)の中でも、特に敬語や長文読解などがポイントになるかも知れません。

なお、2019年7月時点では、ビューティーツリーにはローラメルシエの筆記試験の情報は集まっておりませんが、ローラメルシエが資生堂グループであることを考えると、資生堂と同じ筆記試験である可能性は高いです。資生堂で過去実施された筆記試験を対策しておくと良いでしょう。
資生堂の美容部員の筆記試験情報はこちら

ローラメルシエの求める人物像

ローラメルシエに必要なのは、美容の専門的な技術に加えて、「ナチュラルさ」「上品さ」「協調性」の3つだと考えます。

ナチュラルさ

・ブランドのコンセプトが「肌本来の美しさを引き出す」と掲げているため、ブランドのシンボルとなる美容部員には、肌は整っていて、ナチュラルだけど洗練されたイメージが求められます。ローラメルシエの店頭に足を運び、美容部員のメイクを調べて、店頭に立っても違和感のないようなヘアメイクを意識して面接に臨みましょう。

上品さ

ローラメルシエは、ベースメイクを主力したブランドの中でも、高価格帯に分類されます。また、顧客層もRMKやアディクションなどに比べて、年齢が若干高めになるため、上品な接客が求められます。そのため、面接では基本的な接客マナーに加え、敬語、動作、表情の一つひとつを意識した対応を心がけましょう。

協調性

ローラメルシエはNY発祥のブランドですが、資生堂グループです。そのため、国内化粧品メーカーが大事にするチームワーク、協調性は、ローラメルシエの美容部員にも求められるでしょう。個性をアピールしつつも、他者を受け入れる気持ちやチームを第一に考える姿勢を学生時代のエピソードでアピールしましょう。

ローラメルシエの新卒採用の内定の秘訣


アーティストブランドのローラメルシエの美容部員に必要なものは、ローラメルシエらしさです。つまり、「自然の美しさ」です。それを体現することが美容部員に求められます。したがって、ローラメルシエの考え方を理解して、面接で自分自身のヘアメイクで「自然の美しさ」をアピールすることが内定の秘訣です。ローラメルシエの店頭で働く美容部員を参考に、履歴書の写真、面接当日のヘアメイクではローラメルシエらしさをしっかりアピールしましょう。

ローラメルシエで働く魅力


ローラメルシエで働く魅力は、アーティストブランド全てに共通しますが、ブランドを背負うアーティストの一員として活躍できる充実感と、どこでも通用する高いレベルのメイクアップスキルが身につくことだと考えます。また、給与条件や福利厚生面においても、資生堂グループの安定基盤があるため、安心して長く働くことができるでしょう。

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この記事をかいた人

2002年大学卒業後、大手人材派遣会社パソナに入社。化粧品・ファッション業界の販売職の派遣事業に、営業やカウンセラーとして約15年関わる。その後、国内スキンケアブランドの美容部員に転職。未経験から美容部員に転職した経験を活かしてキャリアアドバイザーを務める。