【永久保存版】受かる自己PR動画はここが違う!大手化粧品メーカー内定者の成功事例に学ぶ動画選考突破の秘訣【動画解説付き】

こんにちは。ビューティーツリーの辻堂です。

コロナによって、対面での面接が難しくなった昨今、動画選考を導入する企業が非常に増えています。しかし、動画選考が主流となってからまだ1〜2年しか経っておらず、ネットで調べても動画選考に関するノウハウはまだ少ないのが現状です。

この記事では、動画選考突破の秘訣を、内定者の自己PR動画をもとに徹底解説します。この記事のポイントさえクリアすれば、動画選考の通過率を高めることができます。

動画で動画選考突破の秘訣を学ぶ

 

動画選考とは

動画選考とは、企業の新卒採用における初期選考の一種で、「自己PR」といったテーマに対して、学生に自分で撮影したPR動画をデータで送ってもらい、企業はPR動画で合否を判断する選考方法です。

従来のテキストや写真メインのエントリーシートに動画を加えることで、より精度の高い書類選考が実現できるため、資生堂、ディオール、ロレアル、シャネルなど、大手化粧品メーカーが導入しています。

自己PR動画で気を付けるべき3つのポイント

有名なメラビアンの法則(※)によると、人は耳で聞く情報よりも、視覚的(目でみる)情報によって、相手を印象付けると言われています。つまり、面接では話す内容も大事だけど、それ以上に表情や姿勢、身だしなみといった目に見える視覚的なものがもっと大事ということです。

そして、それは動画選考にもそのまま当てはまります。動画選考においても、話す内容以上に、表情やしぐさ、姿勢、部屋の明るさなど、目で見える情報が重要ということです。これを踏まえて、動画を撮影する上で気をつけるべき3つのポイントを紹介します。

 

視線

動画選考では視線が大事です。視線がずれていたり、下をチラチラ見ていたり、あちこち移動していたりすると、真剣さや誠実さが伝わってきません。逆に大手ブランドの内定者の自己PR動画を見ると、最初から最後まで視線をずらさず、しっかりとカメラ目線を見つめて、自分をプレゼンテーションしています。

また、視線は合っているのに何故か誠実さや熱意が伝わってこない動画もあります。それは、おそらくカメラの後ろに台本を置いて撮影している?のかも知れませんが、録画動画でもカメラの奥に人事採用担当者がいると思って、自分の想いを伝えようという意識で撮影することが大事です。

 

表情

採用担当者は、あなたがどんな表情でコミュニケーションを取るのか知りたいので動画選考を導入していますので、表情をしっかり見せることが大事です。前髪が顔にかからないようにする、撮影場所はできる限り明るくして表情がしっかり見えるようにする、ガチガチな表情にならないように何度も練習して撮影するなど、あなたの表情が魅力的に見えるように工夫して撮影しましょう。

 

背景

背景はあなたの表情と同じくらい重要です。どれだけ身だしなみが整っていても、背景に干したままの洗濯物や無造作に並べられた本棚、時間のズレた時計がかかっていると、「表向きはきっちりしていそうだけど、実は雑な性格なんだろう…」という印象を与えてしまいます。

理想は真っ白の背景です。自宅や学校で撮影にベストな場所を見つけて撮影に臨みましょう。

プラスαの動画を撮影するコツ

とはいえ、多くの就活生が動画選考対策に取り組んでいて、動画のクオリティーが全体的に上がってきているのも事実。それを考えると、さらにプラスαの魅力をアピールしたいところ。

そこで、プラスαの動画を撮影するコツを1つご紹介します。

 

↓↓↓プラスαの動画撮影の参考例↓↓↓

 

動画では視覚的な情報が重要とお伝えしました。つまり、言葉で伝えるよりも、目で見えるものの方が印象に残るということなので、動画で伝えたい自分の強みを「フリップ」に書いてアピールするといいでしょう。

フリップに書いてアピールした強みは印象に残りやすく、またフリップを用いるなど手間を惜しまずに作成した動画は、相手に熱意が伝わります。これを参考に、自分オリジナルな動画を作成して、プラスαのアピールができれば選考通過率は格段にアップすると思います。

動画選考で落ちるダメな自己PR動画5つの特徴

動画選考に落ちるダメな自己PR動画の3つの特徴をご紹介します。

 

①視線がカメラと下の原稿を行き来している

ドラマの主人公が感動シーンで、カンペを読んでいることがわかった瞬間、どんな気持ちになりますか?台本があることは分かっていながらも、とても残念な気持ちになりますよね。また、結婚式の披露宴で主賓が祝辞を述べる際に、下を向いて原稿を読んでいたら、お祝いの気持ちは伝わってくるでしょうか?

原稿を読むくらいなら、下手でも一生懸命に自分の気持ちを伝えようと頑張っている人の方が好感が持てますよね。

動画選考も全く同じです。原稿を読んでいることが一瞬でも分かった時点で、とても残念な気持ちになりますし、好感が持てなくなります。原稿を用意して相手を残念な気持ちにしてしまう動画ではなく、多少下手でも相手に一生懸命さや誠実さが伝わる動画に仕上げましょう。

 

②暗い場所で撮影している

暗い場所で撮影した動画は、そこに映っている人の表情まで暗く見えてしまいます。あなたが面接官だったら、明るい人と暗い人、どちらの人と会いたいと思いますか?

表情が暗く見えてしまう動画の選考通過率は、明るい動画に比べて、格段に低くなります。動画を撮影する際には、天気の良い日を選び、明るい場所で撮影することを心がけましょう。

 

③早口で何を言っているのかわからない

緊張のあまり、早口になってしまい、何が言いたいのかよくわからない動画があります。言いたいことが伝わらない上、相手への配慮に欠ける人間性と評価されてしまいます。

気遣いが求められる美容部員の採用において、相手への配慮に欠けると判断された方は選考に進むことができるでしょうか?1分で話す文章量を300文字に設定して、ゆっくり話す練習をしてから撮影に臨みましょう。

 

動画選考を制するものが就活を制する

今後、動画選考を導入する企業はますます増えていくと思われます。エントリーシートで完璧な自己PRや志望動機を書くことができたとしても、動画撮影に失敗すると、初期選考を突破することは難しいです。

この記事でご紹介したポイントを参考に、あなたの魅力に加えて、誠実さや真剣さがしっかり伝わる自己PR動画を作成してください。

<注釈>
※メラビアンの法則とは、1971年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者であるアルバート・メラビアンが「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションを取る際、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか」ということを検証したもの。