ほとんどの人気ブランドが導入する動画選考について、ビューティーツリーでは1000名を超える就活生の動画を分析しました。
その結果、合格した動画に共通するポイントを見つけましたので、ご紹介します。
明るい場所で撮影する
合格者のほとんどは、背景が白の部屋で、明るい場所で撮影していることがわかりました。
暗い場所、背景に飾りがあったりするごちゃごちゃした場所、野外など、なぜそこで?と思うような場所で撮影された動画は、合格できていませんでした。
黒のジャケットに白シャツ
動画選考の合格者には、黒のジャケット、中は白の襟付きシャツか、クルーネックのシャツを着ている人が多いことがわかりました。
また、中にはジャケットを着ずに、白のシャツだけの人もいました。いずれの場合も、清潔感のある服装の学生が合格していました。
一方、完全な私服と思えるような人は、合格者の中にはいませんでした。
黒のジャケットに白のシャツなど、清潔感のある服装で撮影することがポイントです。
しっかりメイクで撮影する
動画選考の合格者は、表情がハッキリとわかるようにしっかりメイクをしている人が多いことがわかりました。
採用担当者の多くは、パソコンで皆さんの動画を見ます。パソコンで見ると画面がとても小さく見えます。そのため、顔の表情などは意外と見えにくく、メイクをしっかりすることで、自分の表情をハッキリ見せることができます。
ただし、メイクを濃くしすぎると逆にキツイ印象になってしまうので、そのあたりは注意が必要です。
小さな画面でも自分の表情をハッキリ見せることができるしっかりメイクがポイントです。
横画面で撮る
合格者のほどんとは、横画面で撮影していました。
スマホの画面は縦長ですが、人事採用担当者が使用するパソコンは、基本的にスマホと逆で、横長です。
パソコンで見た場合、横画面の動画はパソコン画面サイズと合っているので、しっかり見ることができます。しかし、縦画面の動画は両サイドが切れてしまい、全体的に小さくなってしまいます。
そのため、横長で撮影した方が、パソコンでは見やすい動画になるのでしょう。
スマホで自己PR動画を撮影する場合は、横画面で撮影するのがポイントです。
結論-理由-具体例の構成で話す
「結論-理由(具体例)-結論」の流れで話をしている人が多いことがわかりました。
また、一方的にたくさんの量を話すのではなく、一文一文短くして、しっかり区切って、聞き手がわかりやすいように話していました。
中には、メッセージボードを使って、伝えたいポイントをまとめている人もいました。
「結論-理由(具体例)-結論」の構成で話すことがポイントです。
静かな場所で撮影する
スマホで撮影すると、自分の声だけでなく、エアコンや空調、周囲の騒音なども一緒に録音されてしまいます。
人事採用担当者はイヤホンをつけて動画を見ると思いますが、周囲の騒音が大きい場合、そちらに気がとられてしまい、学生が話している内容が耳に入ってきません。
合格者のほとんどは、静かな場所で撮影していて、学生の声がハッキリ聞こえてきます。
できる限り、静かな場所で撮影するのがポイントです。
まとめ
動画選考に限らず、就職活動で内定をつかむコツは、「相手の目線になって考えること」です。
動画を見る人事採用担当者の立場になって、どのような動画がわかりやすいのか?を考えれば、自然と合格するためのポイントがわかってくると思います。
こちらの記事を参考に、是非動画選考を突破して欲しいと思います。
明るい場所、白背景の室内で撮影すること、これが撮影場所のポイントです。