【24卒】湘南美容クリニック(SBC)の総合職&受付カウンセラーの選考対策|面接官に刺さる志望動機と内定の秘訣

こんにちは。
ビューティーツリー編集長の辻堂です。

今回は国内外100院以上を展開する、美容クリニック最大手の湘南美容クリニック(SBC)の受付カウンセラーについて、企業研究のコツや面接突破の秘訣についてご紹介します。

湘南美容クリニックはエントリー志願者が非常に多く、選考突破するのはとても難しいため、こちらの記事を参考にしっかり対策して面接に臨むようにしましょう。
 

面接体験談

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選考対策動画


 

湘南美容クリニックのミッションを深く理解すること

湘南美容クリニックでは「美容医療をもっと身近に」をミッションに掲げています。

「整形=悪」という価値観が長年定着していた日本において、湘南美容クリニックは治療内容や治療経過、カウンセリング内容、価格表を積極的に公開したり、発展途上国への支援などの社会貢献活動を積極的に支援するなど、美容医療のイメージをクリーンかつオープンなものになるよう取り組んでいます。

また美容医療をもっと身近なものにするにはどうすれば良いか。高品質の医療を誰もが利用できる価格で提供することはもちろん、自分たちが常に美容医療を身近なものとして積極的に体験することが大事だと湘南美容クリニックの代表は語っています。

そのため、全てのスタッフが美容医療の現場をしっかり理解することが大事だと考えて、受付カウンセラーだけでなく、総合職として入社した場合も、全員が受付カウンセラーとしてキャリアをスタートします。
 

湘南美容グループ代表インタビュー

 

湘南美容クリニックは「実力主義」

湘南美容クリニックは、実力主義を徹底しています。受付カウンセラーとして入社した人でも、しっかりと経験を積み、成果を出せば、さまざまなポジションにチャレンジすることができます。

逆に総合職として入社しても、カウンセラーとして結果を残すことができなければ、それ以外のポジションへチャレンジすることは難しくなります。

受付カウンセラーとして現場でキャリアを積んでいきたい人はもちろん、受付カウンセラー経験後は別のポジションでキャリアを広げていきたいと思う人にとっては、チャンスが多いクリニックです。

実力主義の社風ですので、面接では「あなたが将来、どんなキャリアを描きたいと思っているか」を熱く語って、成長意欲をアピールすることが大事です。

 

湘南美容クリニックの選考突破の秘訣は「美容医療への情熱」

湘南美容クリニックの選考突破の秘訣

湘南美容クリニックでは、新卒スタッフに求める要件として、以下の3つあると考えます。

①成長意欲
②リーダーシップ
③美容医療への情熱(ビジョンへの共感)

 

①成果意識

湘南美容クリニックでは、1年間の来院者数、リピート率、治療実績、ドクター在籍数などを公表しています。また、治療内容や治療経過、症例なども積極的に公開しています。なぜ、このように成果や数字を積極的に公開しているのでしょうか?

湘南美容クリニックでは、「総合医療グループとして世界No.1」というビジョンを掲げています。そして、世界No.1になるためには、一人ひとりが成果や数字に対して高い意識を持つことが大切だと考えているからでしょう。

アルバイトや学校生活のエピソードを語る際には、以下の事例のように、明確な目標や成果をしっかりと数字に落として意識の高さをアピールするようにしましょう。

(例)「資格勉強を頑張った」→「1日2時間、約9ヶ月間毎日資格勉強に取り組んだ結果、●●の資格を取得することができた」

 

②リーダーシップ

湘南美容クリニックは「実力主義」です。実力主義の定義は、年齢や性別、学歴に縛られず、実際の能力や仕事の成果を重視して評価を決めることです。

高い成果を出すためには、誰かに言われたことをやっているのではダメで、課題に対して主体的かつ責任を持って自分がリーダーであるという当事者意識を持って取り組むことが重要です。

そのため、湘南美容クリニックの面接ではリーダーシップを発揮した経験を聞かれることが多いです。

アルバイトや部活、ゼミ活動などを通じて、何かの課題に対して自分が主体的かつ責任を持って取り組んだエピソードを用意して、リーダーシップをアピールできるようにすることが重要です。
 

③美容医療への情熱

美容医療を身近なものにしていくためには、スタッフ自身が美容医療を身近に体験していて、患者さんの立場を理解することが大事だとお話ししました。このことから、患者さんの立場として美容医療を利用したことがある、というのは最低条件だと思います。

さらに、美容医療でコンプレックスを解消してもらい、自分と同じように悩んでいる人へ美容医療の素晴らしさを届けたい、といった美容医療への情熱を持っている人ならベストでしょう。

もし美容クリニックの受付カウンセラーという職業そのものに興味があって、湘南美容クリニックを受験する場合は、どうやって「美容医療への情熱」をアピールするかがポイントです。

知人にクリニック経験者がいて体験談を聞いて自分も興味を持ったというエピソードを語る人もいますが、本気で湘南美容クリニックに入社したいのならば、少なくとも一度は美容クリニックを体験して、患者の立場を経験することをオススメします。

 

湘南美容クリニックの新卒採用選考フローと対策

湘南美容クリニックの23年度の選考フローは以下の通り。面接は3回(インターンシップ参加者は2回)で、最終面接で対面での面接となります。

1次オンライン集団(ロープレ)
2次個人面接(オンライン)
3次個人面接(対面)

 
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1次オンライン集団(ロープレ)

湘南美容クリニックの1次選考は以下の通り。

ロープレ(カウンセリング業務をやってみよう)

面接を受けた学生のクチコミを見る限り、研修のようなかなりカッチリとした形式のロープレとのこと。1次選考では、カウンセラーとしての適性と傾聴力(相手の話をしっかりと聴くことができるか)を判断していると思います。

カウンセリングで大切なことは、相手の目を見てしっかりと相槌を打ち、話に共感する姿勢を出すこと、そして、的確な質問をすること。自分だったら、どのような質問をしてくれたら悩みを打ち明けやすいのか、考えて見るといいでしょう。

 

2次個人面接(オンライン)

湘南美容クリニックの2次個人面接で聞かれる質問は以下の通り。

自己PR
ガクチカ
長所短所
志望動機
リーダーシップ経験
※一部抜粋

リーダーシップに関する質問以外は、オーソドックスな質問です。自己PRやガクチカでは、目標や成果をしっかりと数字に落とし込んでエピソードを語るようにしましょう。また志望動機を通じて、「美容医療への情熱」をしっかりアピールしましょう。

さて、リーダーシップ経験については、かなり深掘りされるようです。こちらについては、おそらく、新卒学生には将来の幹部候補としてリーダーシップを期待していることが想定されますので、集団の中でリーダーシップを発揮したエピソードを用意しておくといいでしょう。

なお、強いリーダーシップを発揮して引っ張っていくことだけがリーダーではありません。チームがうまくいくようメンバーそれぞれの悩みを積極的に聞きサポートすることも、チームが成果を出すという点においてはリーダーシップを発揮したと言えます。自分が主体的に周囲に働きかけて行動した結果、チームの成果に貢献できたエピソードがあれば、リーダーシップを取った経験としてアピールしましょう。

 

3次個人面接(対面)

湘南美容クリニックの3次個人面接(対面)で聞かれる質問は以下の通り。

自己PR
ガクチカ
学業に関する質問
※一部抜粋

2次と同様、オーソドックスな質問がメインとなりますので、自己PRやガクチカを通じて、チームワークや成果への意識の高さをアピールしましょう。

また、クチコミによると学業に関する質問を詳しく聞かれるようです。学生の本分は学業なので、しっかりと目的意識を持って大学や専門学校に行っていたかどうか、目的意識や学習意欲の高さなどを確認していると思いますので、最低でも自分の専攻している学科の説明、その中でも一番興味のある授業は何かとその理由については、事前に整理して面接でわかりやすく話すことができるようにしておきましょう。また、学業を通じて何を学んだのか、それを社会に出たらどう生かすことができるか?まで考えておくことができればベストです。
 
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まとめ

湘南美容クリニックの選考対策記事のまとめ

湘南美容クリニックは「美容医療をもっと身近に」をミッションとして、ファッション業界でいうユニクロのような、「総合医療グループとして世界No.1」をビジョンに掲げています。

世界No.1を実現するためには、スタッフ一人ひとりがミッションに共感し美容医療に情熱を持つこと、成果にコミットしてチームに貢献すること、ともに働く仲間をファミリーとして思いやり、チームワークの意識を持つことが大切です。

成長意欲、リーダーシップ、美容医療への情熱(ビジョンへの共感)の3つをしっかりアピールできるよう、自己分析をしっかり行い、エピソードを用意して面接に臨みましょう。

 

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この記事をかいた人

大学卒業後、大手人材会社パーソルキャリア入社。その後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社、人事部、社長室、メディア事業部、子会社社長を経て、2018年に美容業界専門の新卒対策メディアを運営する「ビューティーツリー」を創業。