こんにちは、ビューティーツリー編集部です。
年も明けて、既に外資系化粧品メーカーや一部の国内メーカーでは、インターンシップが本格化してきました。
「期末テストに追われてちゃんと就活準備できなかったーどうしよう!!」
「就活をしようと思っていたけど、なかなか動けず気づいたらもう年明け、ヤバい―!!」
と、感じている学生さんも多いのではないでしょうか。
でも、心配は要りません。
1ヶ月あれば十分間に合います!
ビューティーツリー編集部では、これから化粧品や美容業界を目指して就活している学生に向けて、
絶対に失敗しないための就活ノウハウを提供してまいります。
正直、就活対策本や対策サイトなどは見なくて大丈夫。
ビューティーツリーの就活記事をしっかりと読めば、美容部員の就活で絶対に失敗しない方法を伝授します。
春休みの時間をしっかりと使って、効率的に就活を進めていきましょう。
2020年卒の就活の特徴は”内定が取りやすい”
ズバリ、言います。
2020年卒の就活はこれまでの時代と比べて内定が取りやすくなります。
それには2つの理由があります。
①少子化の影響で、ライバルが減っている。
②化粧品会社は新卒採用を強化していて採用枠が急増している。
ライバルが減って、採用枠が増えるのであれば、確実に内定は取りやすくなります。
ならば、就活対策は必要ないのではないか。
そう思う方もいるでしょう。
しかし、実は内定が取りやすい時代には、内定を取るための対策とは別の対策が必要になります。
今の時代に必要な対策とはいったいどのようなものでしょうか。
内定が取りやすい時代に学生に求められる対策とは
内定が取りやすくなると、本当に就活はラクになるのでしょうか。
実は、ラクになったように見えますが、そうでもないんです。
それはなぜか。
ミスマッチが急増しているからなんです。
これはどういうことか、詳しく説明していきます。
皆さんの立場でいえば、ライバルが減って採用枠が増えたということですが、
企業の立場でいえばライバルが増えて学生は減った、ということになります。
つまり、採用が難しくなってきたので、企業は学生を選べない状況にあります。
そうなると、企業は採用基準を下げて人材を採用しようとします。
来るもの拒まず、状態ってやつです。
これ、言い方変えると、企業が選ばなくなったということです。
■企業は人材を選ばなくなった
企業はこれまで選ぶ立場でした。
だから、自社のブランドにはどんな人が活躍するのか。どんな人だと辞めないのか。
そういったことを人事が真剣に考えて、選考をして、人材を採用してきました。
その選択の効果もあって、新卒採用のミスマッチは起こりづらかった。
でも、今は違います。
企業は選べなくなりました。
企業は採用基準に満たない人でも、採用しなければならず、採用します。
その結果、どうなったか。
ミスマッチが急増しています。
事実、美容部員やエステティシャン、ネイリストなどの職種では、離職率がとても高まっています。
だから、
これからは学生が自分の力で企業を選ぶ必要があります。
でも、世の中が急激に変化するなか、学生に企業を正しく選ぶ力を教えてくれる人はいません。
だから、ミスマッチが続いています。
これからの時代、学生には内定を取るための対策以上に、企業を選ぶ対策が必要です。
学生が企業を正しく選ぶにはどうすればいいか
企業が発信する情報だけで選んではいけません。
ちょっと考えてみてください。
皆さんが人事の採用担当だったとします。
学生が減って採用が厳しいと言われる時代に、
会社の魅力的なことと改善すべきことの両方をきちんと伝えようとしますか?
それとも、できる限り、魅力的なことを発信しようと思いますか?
普通に考えれば、後者の魅力的なことを発信しようとしますよね。
それは企業の人事担当者も同じです。
つまり、就職活動では企業の良い面ばかり見えてしまう。
皆さんが正しく企業を選ぶには、企業が発信する情報だけで選んではいけない、ということです。
企業選びでやるべきことはリアルな声を聞くこと
以前は、「自社の課題」「こんな人材は合わない」といったようなネガティブな情報も発信する会社は結構ありました。
でも、今は違います。そんなことしたら、選んでもらえなくなります。
企業が教えてくれない以上、皆さんは自分の力で企業のリアルな裏側を調べなければなりません。
・学校の同級生に面接や選考を受けた時の印象や感想を聞いてみましょう。
・キャリアセンターに依頼して、学校の先輩(OG)を紹介してもらって、先輩の話を聞いてみましょう。
・企業のクチコミを見て、実際に働いている社員のリアルな声を見てみましょう。
こうやって、リアルな声に触れることが大事です。
最近、美容部員として働く人に聞いたリアルな声を一部紹介します。
・ブランドA(外資)は売上重視でギスギスしているけど、給料は高いから、稼ぎたい人にはオススメだよ。
・ブランドB(国内中堅)は商品はすごくいいけど、美容部員の待遇は良くないから、1年くらいでみんな辞めちゃうよ。
・ブランドC(国内大手)はやっぱり大手でしっかりとした教育があるから、性格が悪い人はいないし、待遇もいいよ。
これを聞いて、あなたはどのブランドに興味を持ちましたか?
逆に、どのブランドにちょっと違うかな?と思いましたか?
これらは企業の発信する情報では決して得られない貴重な情報です。
企業の発信する情報だけで選ばない。自分でしっかりとリアルな声に触れる。
この2つを意識して就活をしましょう。
まとめ
少子化の影響で学生は減っている。
その影響で、企業は学生を採用するのが難しくなってきている。
企業は学生に選んでもらう必要があるので、自社の魅力を積極的に発信している。
その結果、ミスマッチが増えている。
学生が企業を正しく選ぶには、リアルな声に触れる必要がある。
学校の同級生、学校の先輩OG、実際に働いている人にアプローチして、リアルな情報を集めよう。