【業界研究】会社説明会で社風を知るには何を見ればいいのか

【業界研究】会社説明会で社風を知るには何を見ればいいのか

こんにちは。

ビューティーツリーでは、美容部員を目指す人のための就職対策セミナーを開催しています。

今日は会社説明会に参加して社風を知るにはどうしたらいいかについて、解説します。

会社説明会で見るポイントは3つ

完全に作りこまれた「会社ホームページ」「会社案内パンフレット」「会社紹介ムービー」を見たとしても、その会社の本当の姿や社風はよくわかりません。

そういった意味では、会社説明会はその会社で実際に働く社員を見ることができる貴重な機会です。

そして、会社説明会でその会社の社風を見抜くには、以下3つのポイントを意識することです。

1. 説明会に現場の美容部員が参加しているかどうか
2. 社員同士がどのようなコミュニケーションを取っているか
3. 説明会会場が社内なら受付や社員の雰囲気がどのようなものか

 

1. 説明会に現場の美容部員が参加しているかどうか

新卒採用は、人事や教育トレーナーなどの一部のメンバーだけで行っている会社もあれば、現場の美容部員を巻き込んで全社で取り組んでいる会社もあります。

一般的に考えて、美容部員を採用するには、説明会や選考会にその会社自慢の美容部員を参加させることが効果的です。

それなのに説明会に現場で働く美容部員が参加しない会社は、本社と店舗現場との連携があまり取れていないのかもしれません。

もしくは、採用にそこまで力を入れていないので、「人材」に対してあまり真剣に考えていないのかもしれません。

そもそも自慢の美容部員さんがいなくて、誰も参加させることができないのかもしれません。

会社説明会、選考会を通じて、現場の美容部員とは一度も会うことがなかった場合は、「実際に現場で働く社員と会わせてほしい」と人事にお願いしてみましょう。

 

2. 社員同士がどのようなコミュニケーションを取っているか

人事や教育トレーナー、美容部員がどのようなやり取りをしているかを見ると、
「人事とトレーナーの関係が微妙で、連携が取れていないな」
「先輩後輩の上下関係が厳しいな」
「ざっくばらんに言い合えるフラットな関係だな」
といったように、その会社の社風はとてもよくわかります。

人事担当者が「当社はとても風通しの良い社風です」と言っていながら、部下の目が死んでるという残念なケースもあります。

プレゼンテーターが何を話しているのかも大事ですが、それよりも社員同士のやり取りや関係性をしっかりと見ておくといいでしょう。

 

3. その他の受付や社員の雰囲気がどのようなものか

もし会社説明会が外部会場ではなく、社内の会議室を利用して行われている場合は、受付の態度や表情、エレベーターやトレイ、廊下ですれ違った社員の表情や雰囲気を見ておきましょう。

楽しそうにしているか。
目は死んでいないか。
明るく挨拶してくれる、人を受けいてる雰囲気はあるかどうか。

会社説明会に参加している人事や現場社員は、学生に見られていることは意識しているので多少飾っていると思われるが、廊下やトレイですれ違う社員は「素」の状態に近いので、社風をリアルに感じることができるでしょう。

 

会社説明会に何度も足を運んでいると社風は見えてくる

大学で一人暮らしを経験した人ならわかると思いますが、アパートの物件探しと会社選びはとても良く似ています。

部屋を1件見ただけだと、イマイチ良さはよくわからないけど、2件、3件と回っていくうちに、「なんとなく2件目の部屋は雰囲気がよかったな」「3件目の不動産屋の営業は感じがよくなかったな」と分かってきます。

会社説明会も全く同じです。

1社回っただけだと、良いのかどうか分からないけど、2社、3社と回っていくうちになんとなくわかってくるものです。

みんな、物件や会社の魅力ばかり伝えてきますが、本当にみるべきポイントはそこで働く人の態度や表情です

この記事をかいた人

大学卒業後、大手人材会社パーソルキャリア入社。その後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社、人事部、社長室、メディア事業部、子会社社長を経て、2018年に美容業界専門の新卒対策メディアを運営する「ビューティーツリー」を創業。