【志望動機】ほとんどの学生が知らない志望動機で熱意を伝えるコツ┃美容部員の就職活動

【志望動機】ほとんどの学生が知らない志望動機で熱意を伝えるコツ┃美容部員の就職活動

こんにちは。

ビューティーツリー代表の辻堂です。

就職活動も本格化してきました。
就職活動生がよく悩むことの一つに『志望動機』があります。

なぜ志望動機で悩むのでしょうか。

1社だけを受けるなら、徹底的に調べて、自分の思い出深いエピソードを語ればいいです。

しかし、本命が受かるかどうか分からないし、本命以外の選考を受けていく中で興味を持つかも知れないから、3社、4社…と受けていくと、段々と苦しくなってくるのが志望動機です。

なぜなら、志望動機とは「御社が好きです。なぜなら…」を語るもので、複数社の思い出のエピソードを語るのは意外と難しいからです。

しかも、自分なりにひねり出したエピソードで志望動機を語ってもなかなか相手は伝わらないのが現実です。

でも、5社、10社と内定を獲得する人もいれば、1社も内定が取れない人が存在するのも事実。
何が違うのか。どうやったら、相手は納得してくれるのでしょうか。

今回の記事では、面接官を納得させる志望動機を語るコツについてご紹介します。

志望動機が聞かれるのは2次面接以降

一般的な美容部員の新卒採用のプロセスは次のイラストのようになります。

一般的な美容部員の新卒採用のプロセス

前半の「説明会→筆記試験→1次集団面接」までは、大量にエントリーしてきた人の中から自社で活躍しそうな学生を見つけ出すプロセスのため、志望動機よりも自己PRが優先されます。

つまり、志望動機で判断されるのは2次最終面接ということになります。

よく最終までは順調に進むけど、最終でなぜか落ちてしまう学生がいるのは、自己PRはバッチリだけど、志望動機で熱意が伝わっていないということです。

1次面接と2次最終面接では、アピールすることは明確に異なります。ここはしっかりと理解しておきましょう。

2次面接以降の合否を分けるのは熱意

最終面接では、志望動機で何を伝えればいいのでしょうか。

志望動機で伝えるのは御社に入社したいという熱意です。
これが伝わるのであればどんな内容でも構いません。

しかし、新卒採用のピーク時は、面接官は1日30名近くの学生と面接します。つまり、1日30回以上もいろんな学生の志望動機を聞くわけです。当然、志望動機の内容は似てきます

「御社のブランドが大好きです。なぜなら、初めてデパートで買った思い出のコスメで御社の商品で…」
「初めてデパートで接客を受けたのが御社のブランドで、その時の美容部員さんの接客がすごく良く…」

ほとんどの学生はこのようなエピソードを交えた志望動機を話します。
10人、20人…と繰り返し聞いていると、面接官は同じような話に飽きてくるので、どうしても熱意が感じられなくなってきます。

もちろん、話す内容が同じでも熱意が伝わる人と伝わらない人はいるかと思いますが、ほとんどの学生は同じような話をして熱意を伝えようとしているわけです。

では、どうしたら面接官に熱意が伝わるのでしょうか。

面接官へ熱意を届ける志望動機を語るコツとは

それは、志望動機の細部にこだわることです。

志望動機は  細部にこだわる

これは大手化粧品メーカーの採用担当者に聞いた話ですが、
志望動機の細部が具体的であればあるほど納得感があって熱意が伝わるそうです。

細部にこだわることとは何か。

「御社のブランドが大好きです。なぜなら、初めてデパートで買った思い出のコスメで御社の商品で…」

という志望動機を語る場合、ほとんどの人は商品名までしか言わないそうです。

でも、熱意を感じる学生は商品名だけでなくカラーまで語るそうです。

「初めてデパートで接客を受けたのが御社のブランドで、その時の美容部員さんの接客がすごく良かった…」

という志望動機でも、美容部員さんの名前まで覚えている学生はいないそうです。

しかし、熱意を感じる学生は美容部員さんの名前まで語るそうです。

たったこれだけの差ですが、相手に伝わる熱意は大きく変わってきます。

思い出の商品があるなら、どこのデパートで誰と行ってどんなカラーのものをいくらで買ったのか整理しておきましょう。細部まで覚えていないのなら、事前にネットで調べておくといいでしょう。

また、今後、接客を受けるときは必ず美容部員さんの名前を覚えておきましょう。

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この記事をかいた人

大学卒業後、大手人材会社パーソルキャリア入社。その後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社、人事部、社長室、メディア事業部、子会社社長を経て、2018年に美容業界専門の新卒対策メディアを運営する「ビューティーツリー」を創業。