【就活対策】インターンシップには参加したほうがいいですか?

【就活対策】インターンシップには参加したほうがいいですか?

こんにちは。

ビューティーツリーでは、美容部員を目指す就職対策セミナーを開催しています。

「インターンシップに参加したほうがいいですか?参加していないと不利でしょうか?」という質問がよく寄せられます。

インターンシップに参加したほうがいいのかどうか、参加するならどんなものに参加したほうがいいか、解説します。

 

インターンシップには参加したほうがいいか?

結論としては、間違いなくインターンシップには参加したほうがいいです。

ただし、参加するなら、1DAYとか短期のインターンシップではなく、限りなく社員に近い立場のアルバイトとか長期のインターンシップに参加したほうがいいでしょう。

なぜ長期のインターンシップにこだわったほうがいいのか。

それは仕事の実態をつかむことができるからです。

インターンシップは仕事の裏側を知れることに価値がある

私たちが考えるインターンシップの目的とは、
就活中に企業が絶対に教えてくれない、見せてくれない仕事の魅力ややりがいの裏にあるドロ臭さ、苦労、大変さを知ること」だと考えます。

就職活動していると、どの企業も自社のやりがいや魅力を必死にアピールしてきます。
つまり、仕事の魅力、やりがいといった情報は放っておいても集まってくるわけです。

 

しかし、世の中には表裏一体です。

長所があれば必ず短所も存在します。魅力があれば、その裏には苦労や大変な部分も必ず存在します。

でも、それを企業は教えてくれません。

教えたところで、学生はワクワクしないし、エントリーしてくれない可能性があるからです。

じゃあ、実態はどうなの?というと、当然、楽しいことばかりじゃないし、キラキラしたものばかりでもない。

もっと泥臭くって、人間関係もドロドロしている。

それは美容部員に限らず、どの仕事でも一緒です。

それを知ってて仕事を選ぶのと、知らないで選ぶのとでは、仕事を選ぶ時の覚悟が全く違ってきます。

だから、仕事の実態を知るチャンスがある長期インターンシップや社員扱いに近いアルバイトを選んだほうがいい

 

仕事はドロ臭くて、大変なもの

美容部員の仕事では、新卒で入社した人の1/3が1年以内に辞めています。

1DAYインターンシップで体験したようなキラキラした仕事ばかりだったら、これほどの数の人が1年以内に辞めていくでしょうか。

絶対にそんなことありません。

辞めていく1/3の新入社員の方々も、必死で努力して、頑張っていたはずです。

それでも学生時代にキラキラしたイメージしか抱いていないと、入社後の実態とのギャップに悩まされて、美容部員以外の仕事なら1DAYインターンのようにラクでキラキラしたものなのでは?と諦めきれずにやめていってしまいます。

インターンシップに参加して、ラクでキラキラした仕事ばかりを任されていたら、それは完全に騙されていると思ったほうがいいでしょう。

雑用でこき使われてこそ、本当に働くことの姿が理解できます。

 

皆さんがインターンシップを通じて、「美容部員の仕事はドロ臭くて、大変な仕事」ということが分かったら、それはインターンシップの目的達成です。

もし、長期インターンシップの募集がなければ、資生堂のカンガルースタッフのように、社員扱いしてくれるアルバイトの経験を積んでおきましょう。

皆さんにとって、仕事の実態が分かることは、これからの職業選択に必ず生きてきますし、就職活動生のほとんどが魅力ややりがいといったポジティブな面しか知らない中で、仕事の大変さや苦労を知っていることは、あなたの仕事に対する本気度や真剣さを面接官にアピールできるでしょう。

この記事をかいた人

大学卒業後、大手人材会社パーソルキャリア入社。その後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社、人事部、社長室、メディア事業部、子会社社長を経て、2018年に美容業界専門の新卒対策メディアを運営する「ビューティーツリー」を創業。