面接対策 ノックは3回！対面面接の礼儀やマナーを解説

美容部員の面接での礼儀マナーや振る舞い方を紹介

【スピーカー】 ・ビューティーツリー編集部　中村 ---------- 中村：今回の動画は、面接当日の振る舞い編です。まだ受験編の動画を見ていない方は先にそちらからご覧ください。 早速ですが、面接当日に気をつけるべきポイントをお伝えしていきます。 まずは面接会場には余裕を持って30分前に到着することです。道に迷って遅刻をして印象を悪くしたり、面接が受けられないというケースもよくあります。 電車の遅延のように自分では防げないアクシデントもある中で、余裕を持ってスケジュールを立てていないということで、マイナスの評価にされることもあります。 会場の場所も事前に必ず確認して、30分以上早く到着した場合は、近くのカフェなどで話したい内容を整理したりして時間調整をしましょう。 万が一にでも遅刻をしそうになった場合、何の連絡もせずに遅れていくのは社会人として失格です。遅刻するかもしれないと思ったらその時点で連絡を入れるようにしましょう。 その対応次第では許していただける可能性も十分にあるので、最後まで諦めずに取り組む姿勢を見せてください。

面接会場付近でのNG行動

中村：続いて会場付近での行動にも注意してください。 最寄駅から面接会場までの道のりでは、どこで関係者に見られているかわかりません。就活生らしい身なりをしていれば、うちの会社を受けるのかなと目につくものです。 特にイヤホンを着けたままだったり、コートを着たまま会場のある建物に入るのはマナー違反となるので、できれば電車を降りた時点でイヤホンを外し、建物に入る前に、入り口脇の邪魔にならないところでコートは脱いで手に持ってください。 中村：続いて建物の中に入ってからの注意事項です。 会社に到着したら、会う人全てが面接官だと思ってください。廊下やエレベーターでの挨拶はもちろんですが、行けば出来たのに帰りは用が済んだという気持ちから、挨拶なしに素通りしてしまう人がいます。 他にも会社のトイレでメイク直しをすることや、私用電話をすることも絶対にやめてください。スマートフォンは着信音が鳴らないように機内モードなどにしておくのが常識ですが、万が一忘れて音が鳴ってしまった場合は、失礼しましたと周りの人への配慮を見せてすぐに切ってください。 あとは控え室で待機をしているときに他の学生と盛り上がったり、社員のために設置されている自動販売機で飲み物を買ったりという常識的なことですが、リラックスしすぎた行動はなしです。

面接会場への入室マナー

中村：次に面接の基本的な動作についてお伝えします。 まず、入室するときはドアをノックしてどうぞと言われてから失礼いたしますと言って両手で扉を開きます。両手というのは、両方の手でドアノブを持つのではなくて、右手で掴んだら左手はその右手に添える形で大丈夫です。 まず扉の隙間から面接官と目が合うと思うので、扉を押さえたままですが、軽いお辞儀をして部屋に入ります。扉を閉めるときは一度扉の方に向いて大きな音を立てないようにきちんと閉まるように手元を目で確認します。 扉に背を向けて、後で電話を閉めることがないようにしてください。扉を閉めたら面接官に向き直って、その場でしっかりとした支援をします。ここでの扉の開け閉めもそうですが、何か命令の人から物を受け取るときも、全ての動作を両手で行うというのがマナーです。 入り口で一礼をした後はほとんどの場合で椅子が置いてあると思うので、椅子の方へ歩いていってその横に荷物を置きます。特に指示がない場合は、立ったまま「〇〇美容専門学校からまいりました〇〇と申します。本日はよろしくお願いします。」言って、お辞儀をします。 中村：この後にどうぞ座ってくださいと指示があると思うので、「失礼いたします」と言ってから座ります。 座り姿勢は椅子の背もたれには寄りかからずに背筋を伸ばして、女性は両足を閉じてその上に両手を重ねておいて、男性は少し足を開いてその上に軽く握った両手を置きます。 これまでの動画で繰り返しお伝えしていますが、接客業の就活は印象が全てなので、頭髪からつま先まで全て見られていると思って、服のしわ、爪や靴やバックがボロボロなんてことがないようにお手入れしてください。

面接会場からの退出マナー

中村：面接が終わったら、起立してその場で失礼致しますとお辞儀をします。 荷物を持って出口の扉の前まで来たら改めて面接官に向き直って「失礼いたします」と言って、もう一度お辞儀をして退出します。もちろん最後の扉の開け閉めも丁寧にしてください。 以上、ここまでが面接の流れですが、模擬面接で検証しないとこの通りには体が動かないと思います。 もちろん本質の緊張で何かすっぽり抜けてしまうことがあってもそれが決定打で不採用にするということではありません。 ただみんなができている常識的な動作ができない人はできている人に比べてマイナスの評価をされることになるので、全体を通してこの差が結果に影響することもあります。 面接官により良い部分を見てもらえるようにできることはしっかりと対策して臨んでください。 どうすることもあります。面接官による良い部分を見てもらえるようにできることはしっかり対策して臨んでください。