面接対策 録画面接で人事は何を見ているの？撮影で気をつけるべきこと

録画動画選考について現役の採用面接官にインタビュー

この記事は、「録画動画面接で面接官が見るポイントと気をつけるべきこととは？」というテーマで、2020年6月に撮影されたピアスグループの人事インタビューの模様をお届けしています。 【スピーカー】 ・ピアス株式会社 米倉さん ・ピアス株式会社 薮田さん ・ビューティーツリー編集長 辻堂

面接官に好印象を与える動画撮影で意識すべきこと

辻堂：録画動画面接ってどこを見ていらっしゃいましたか？ズバリ教えて頂きたいです。 薮田さん：録画動画面接はまずは第1印象を見ていました。それで、第1印象でやっぱり大切なのは笑顔だったりとか、録画なので目を見るとかはないんですけど、前を見てお話ができているかとか、相手が聞き取りやすいスピードでお話してるかとか、そういうところをまずは見ていました。 また、販売の仕事になるので、お客様は第1印象でスタッフの印象を決めてしまうので、そういったところですごく人柄の良さとか、そういうところが第一印象でぱっと見えるかどうかみたいなところは見ています。 緊張されてる方もいらっしゃるんですけど、でも緊張してるんだなっていうのはすごくわかるので、そういう方に関してはちゃんとしっかり内容を聞いて、緊張してる方って志望度がすごく高くて頑張らないとって思われてる方が多いので、内容も聞いてこの方すごく志望度が高いんだなと思うと、緊張しているけれどもそこは最終面接でちょっと素を出してもらえるような質問をして、最終面接はもうちょっと笑顔を引き出せるようにしようかなみたいなことを考えています。 ここは重要なポイントなのですが、お話しながら笑顔の方って結構少ないと思います。録画なら特にそうなんですけど。最終面接で会ったらすごい笑顔だったなこの子とか、すごい明るい子なんだなってわかるんですけど、録画の時ってそういうふうに見えないので、自分が持っている120%〜130%ぐらいの笑顔で撮らないと笑顔だなって面接官は感じないと思います。

撮影時に気をつけてほしいことと志望度の高い学生の特徴について

辻堂：これから録画面接を受ける学生に向けて、気をつけた方がいいことを教えてください。 米倉さん：背景を結構見ちゃいますね。背景に物があるから駄目、とかではないんですけども、明らかにどけることができるものというか、どけることで自分がよく見えるものっていうのは、どけておいた方がいいと思います。 薮田さん：録画面接って、最後に自分が撮ったものを再度見れたりとかするんですけど、自分の癖っていうのも見てほしいなと思っています。 髪の毛を何回も何回もかき上げたりとか、志望動機とか考えていただいていて、お話するときに、もうずっと上を見ながら話ししてる、この辺を考えながら、もう全く目が合わなくて、ずっと上を見ながら笑顔なんですけど、話してるとかだとそこに私達も目がいってしまうので、せっかくいいことを話していても、なかなか良い評価には繋がりにくいのかなって思うので、最後に自分に悪い癖が出てないのかなとか、そういうとこは見てほしいなと思います。 あとは、志望動機をすごく考えていたりとか、本当に入りたい気持ちをしっかり伝えてくれている子に関しては、本当にこの子当社に入りたいんだなっていうのはすごくわかるので、最終面接で早く会いたいなというふうに思います。 志望動機の中に、自分のエピソードがある方はすごく志望度が高いなと思います。それは当社の製品を使ってる使ってみたいとかだけではなくて、やっぱり化粧品によってこういうふうな経験があったからやっぱりこのお仕事に勤めたいとか、そういうことをお話していただくと、すごく志望度が高いんだなっていうふうには感じます。 辻堂：とても参考になりました。ありがとうございました。