内定者のアドバイス 就活前にやっておくべきことを資生堂、コーセー、ピアス、SKーⅡの内定者がアドバイス
2023/01/23 公開
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Index
・内定者と繋がるオンラインミートアップ
・1社1社の選考を丁寧に受けること
・基本的な礼儀マナーの重要性
・日頃からESのネタ探しをしておくこと
・ESの添削をもっと活用すれば良かった
内定者と繋がるオンラインミートアップ
この記事は2020年12月20日に開催された、ビューティーツリー主催の内定者と繋がるオンラインミートアップでの「これを知っていたらもっと就活が上手くいったのにと思うことは?」についてのインタビューの模様をお届けしています。 【スピーカー】 ・国内大手ブランド内定者 Oさん ・国内大手ブランド内定者 Mさん ・国内大手ブランド内定者 Sさん ・外資系大手ブランド内定者
1社1社の選考を丁寧に受けること
辻堂;就活前に知っていればもっと上手く行ったと思うことを教えてください。 内定者Oさん:よく50社とか、複数受けるのが普通みたいなことって、よく言われるじゃないですか。でも数を当たるっていうよりも、一つ一つの企業の選考を丁寧に受けた方がやっぱり内定は取りやすいんじゃないかなって私は経験から思いました。 複数受けてないと、どうしてもリスクが高く感じて、何か不安に思うことって多いと思うんですけど、本当に行きたいとか働きたいって思った企業だけ集中して選考対策をした方がうまくいくと私は思います。 辻堂:たとえば、選考対策って具体的にどんなことやってましたか? 内定者Oさん:企業理念とか基本的なところを知るために、ホームページを隅々まで読みました。その後にインターンシップとかに参加するんですけど、店頭で実際に行ってみて、接客を受けて、どういう接客をしているのか、他のブランドと比べてどう違うのかっていうのを見つけるようにしました。 複数店舗を回って、他のブランドも回った上で、その受ける企業の魅力って何だろうっていうのを考えるようにしていました。
基本的な礼儀マナーの重要性
辻堂:Yさんはどうですか? 内定者Yさん:やっていたら良かったことは、意外とエントリーシートの中身とか面接練習の内容っていうところに視点が行きがちなんですけど、基本となる入室のマナーとか、退出の仕方っていうその基礎的な部分をがっちり固めておけばよかったかったなっていう思いがあります。 あとは選考がオンライン主体に切り替わったことで、動画選考がすごく多くて、案内が来てから調べたり、どういうふうにやっていこうかっていうのを決めたので、ある程度動画選考のやり方っていうのも事前に考えておいた方がいいと私は思います。 辻堂:入室の仕方とか、いわゆるお辞儀の仕方とか、対面の面接を通じて必要だと感じたんですか? 内定者Yさん:そうですね。対面の面接で感じました。やはり接客業となりますと、その身だしなみもそうですけど、話す際の動仕草とかをすごく見られてるなって感じたので、そのように思いました。 辻堂:オンライン面接の場合、どの辺で接客向きかどうかを判断してると思いますか? 内定者Yさん:私は表情だとすごく思っていて、難しい質問がきたときに、顔が引きつって苦笑いしてしまう人は、困った質問をお客様からされたときに、失礼な対応をしてしまうんじゃないかなとか、そういった部分で見られてるとすごく感じました。
日頃からESのネタ探しをしておくこと
辻堂:Mさんは、就活前に知っておいたら良かったと思うことは何かありますか? 内定者Mさん:最初のエントリーシートを書く段階でいろいろ自分の経験を聞かれたときに、「そんなに話すような経験がないぞ」って思ってすごく焦ったので、もっと就活を始める前の段階から、いろいろなことを考えて、生活していればよかったなというふうに感じました。 アルバイトとかされてる方も多いと思うんですけど、何気なく働いていたら、別にただのバイトっていう感じだと思うんですけど、アルバイトで接客したお客様への対応だとか、そういった小さなこと一つ一つがエントリーシートに書く材料になってくるので、やっぱり考えて生活するのは大事だなと思いました。 普段、何気なく生活していると、エントリーシートに書くことって実はあんまりないんですよね。 辻堂:これから就活する学生へのアドバイスとしては、書くことがなくても、書かなきゃいけないって考えると、過去の体験から書く意味のあるものを見つけて、言葉にしていくっていう作業をしたって感じですか? 内定者Mさん:そうですね。私はその体験をしていたときには、あまり何も思っていなかったようなことを後々考え直して、「いやでも、あのときはこうだったな」とか、そのようにして文章にするように頑張りました。
ESの添削をもっと活用すれば良かった
辻堂:最後にSさんは何かありますか? 内定者Sさん:やっぱりエントリーシートを他の人に見てもらうっていうのは早く気付いたら良かったのにって、すごく後悔はしました。 やっぱり面接までにたどり着かないと話も聞いてもらえないですし、できる限りその道のプロの人とか、友人とか、家族でも誰でもいいので、見てもらった方がいいなって感じました。 あとは、後悔っていうよりは、自分が経験していく中で感じたことなんですけど、面接中に「えっと〜」とか「あの〜」とか、そういうちょっとしたワードが入りやすくて、それはかなり気をつけて、無駄に溜めたりとか、そういうふうにちょっと戸惑ったみたいなワードを言わないように結構気をつけて、面接練習のときも意識して行ってました。 人の前で発言するのに慣れておくと、面接はかなり楽になるので、面接練習じゃなくても、人前で発言する機会とかを経験しておくといいと思います。
この記事に関する企業
化粧品・ビューティー
コーセー化粧品販売株式会社
DECORTE、雪肌精
この記事を書いた人
ビューティーツリー編集長
辻堂 篤
はじめまして。私は新卒でインテリジェンスという人材会社に入社して、人材サービスの営業を経験後、@cosmeを運営するアイスタイルで、人事部、社長室、メディア事業部、子会社社長を経験しました。そして、2018年に「ビューティーツリー」を創業。就職活動において、学生がもっと意思を持って就職先を選択できるように、そしてもっと個性を表現できるように、日々奮闘しております。
Magaine
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