スキルが身につくエステ特集 エステ業界の人事が面接で重視しているポイントをインタビュー

たかの友梨ビューティークリニックの元人事責任者にインタビュー

この記事はエステ業界で15年以上人事をご経験されている花井さんへのインタビューの模様をお届けしています。 【スピーカー】 ・バイオテクノロジービューティー 採用責任者 花井さん ・ビューティーツリーインターン生 マナ ------- マナ：インターン生のマナです。本日はファンケルを経て、たかの友梨ビューティークリニックで15年以上人事を担当されてきて、現在は痩身サロン「バイオテクノロジービューティー」で採用担当をされている花井さんにお越しいただいております。花井さん、よろしくお願いします。 花井さん：よろしくお願いします。

美容業界の人事が面接で見ているポイントとは

マナ：花井さんはたかの友梨ビューティークリニックさんとか、現在はBTBさんで人事をされていると思うのですが、エステサロンでの面接で見ているポイントを一つ挙げるとしたら、教えていただけますか？ 花井さん：はい、一つを挙げるのはなかなか難しいですけど、よく第1印象って大事って言うじゃないですか。お会いしたときの表情だとか、態度とかは結構重要なポイントになると思います。 それと最後に「今日はありがとうございました」って言って、お見送りするんですよね、そのときの表情などは結構見ていて、それは合否にかなり影響しますよね。 面接が終わって、皆さん気が緩んでるんですけど、でもお客様っていうのはそこを結構見るんですよ。その時には見送りの美学じゃないですけどね、本当に最後良い印象のまま帰ってもらいたい、逆に良い印象のまま面接を受けていただきたいなと思います。 この学生は最後、すごく表情明るかったなって思ったら、すごい良い印象が残るわけですよ。そうすると、同じ経歴の人たちがいたとしたら、絶対に良い印象をした人を採用すると思います。 笑顔がよかったり、コミュニケーション能力が高かったりとか、だから最初と最後はすごく神経を使っていただきたいと思うんすよ。そこはすごく大事なポイントです。第1印象と、最後の見送りの別れ際ですよね。面接の中での質問への回答というよりも、第1印象と最後の別れ際ですよね。そこを結構見てます。 マナ：最後まで気を緩めずにしないといけないですね。 花井さん：そうですね、気を緩めないというか、最後はしっかり笑顔で帰るってことが大事かもしれないですね。 マナ：もう緊張をしたりすると思うんですけど、自分らしく笑顔でいることが大事ですね。 花井さん：自分らしくというのがすごく大事ですよね。全然もう言葉もね、間違えてもいいしね、敬語も使えないかもしれないんですけど、でも言葉に心が入っていれば、いいいと思います。 言葉に魂が入っている人も応募者の中にはいるんですよね。そんな方には僕はもう無条件で採用したいんですよね。でもどっちかっていうと、入社動機が曖昧な方っていうのは、大体わかりますよね。うちにはつなぎで応募してきたのかな？どこか他の第一志望の企業があって、もしそこが落ちたらここでいいやっていうきっかけでうちを受けている、2番目3番目の志望かなっていうのはわかりますしね。 マナ：今のお話を聞いていて、お客様への接客というところと繋がってくるなと思いました。やっぱり基本的なことが大事なんだなと思いました。

合否が決まるのは面接の内容だけではない？

花井さん：基本的な挨拶や、応募してからの礼儀、メールだったらちゃんと返信するっていうことは当たり前のことじゃないですか。 でも、メールに返信しないまま面接に来ちゃう子もいるんですよね。「どうぞよろしくお願いしますね」っていう一言だけメールを返すだけでも全然違ってくると思うんですけどね。世間全体が緩くなっているかもしれないです。LINEでやり取りする時代ですからね マナ：そうですね。。。 花井さん：時代についていかないといけないってのはそうなんです。でも、やっぱり面接客業というのは、やっぱりそっからちょっと違うんじゃないかなって。 当たり前のことを当たり前にして、正しいことをしていくっていうのが接客であり、面接だと私はそう思います。そこに気をつけて、面接に臨んで臨んでいただければと思います。 マナ：今日のテーマはこれで終了にしたいと思います。花井さん、本日はありがとうございました。 花井さん：ありがとうございました。