人事インタビュー 【オルビス】人事インタビュー 面接で見ているポイントやよく聞く質問など
2023/01/02 公開
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Index
・自己PR動画の服装は私服?スーツ?どちらが望ましい?
・履歴書の写真は私服?スーツ?どちらが望ましい?
・動画選考で見ているポイントとは?
・美容の専門学生と大学生の採用割合は?
・面接で評価の高い人と低い人の特徴とは?
・面接で合否を分けるポイントとは?
・面接でご縁がないと感じてしまう人とは?
・見た目や容姿は合否にどれくらい影響するのか?
・面接で高く評価される強みとは?
・ノルマがない中で社員をどう評価するのですか?
自己PR動画の服装は私服?スーツ?どちらが望ましい?
この記事は2020年3月に撮影されたオルビス人事インタビュー動画の模様を再配信しております。 【スピーカー】 ・オルビス株式会社 人事採用担当 古屋様 ・ビューティーツリー 編集部 中村 ------ 中村:オルビスさんの選考フローを教えてください。 古屋さん:はい。オルビスの21年度の選考フローは、まずウェブ録画、志望動機と自己PRを文章で書いていただく、それが書類選考になります。その後、一次選考としてWeb面接を実施させていただき、2次選考で個人面接、それから合否をお出しする形になります。 中村:自己PR動画の服装はスーツで撮影するべきですか?それとも私服ですか? 古屋さん:自己PR動画は私服でお願いしたいです。その人らしさって言ったところとか、ナチュラルにお話いただくっていうのを大事にしているので、ぜひ私服でお願いしたいなと思っています。 中村:OKな私服で言うと、今日の私みたいな感じは? 古屋さん:全然OKです。 中村:ブラウスとか、ニットとかであれば。 古屋さん:そうですね、何か過度に露出が高いものとかそういったものは避けていただきたくて。 中村:ド派手な感じは避けて。 古屋さん:そうですね。あと、撮っていただくときに気をつけていただきたいのが、身だしなみの部分で、あの髪型なんですけれども、可能な限りフェイスラインとか、目とかをしっかり見れるようにしていただきたいです。
履歴書の写真は私服?スーツ?どちらが望ましい?
中村:履歴書の写真はどんな服装が望ましいですか? 古屋さん:それはスーツがいいです。 中村:履歴書はスーツで、動画の自己PRは私服で。面接もオンラインでするじゃないですか。そのときはどんな服装が良いですか? 古屋さん:1次選考のWeb面接については私服で大丈夫です。私服も自己PR動画と同じように、その自分らしさ、その時も全然アクセサリーとかもOKですし、自分らしいメイクでできればなと思っています。 中村:ちょっと髪型だけお顔がわかりやすいようにしておいていただければ、基本的には普段の感じでも大丈夫と言うことですね。 古屋さん:でも、2次選考はスーツになるんです。 中村:なるほど、2次選考からはスーツで、両方の面を見たいってことですね? 古屋さん:そうですね。
動画選考で見ているポイントとは?
中村:動画選考では何を見ていますか? 古屋さん:一つはやっぱり明るい笑顔。もう一つが清潔感のあるメイク、ていうところを大事にしてます。内容よりかは第1印象っていうところが大事になってきます。 中村:筆記試験について詳しく教えていただいてもいいですか? 古屋さん:皆さんがどういう対策しようってすごく悩まれると思うんですが、うちの筆記試験で新卒の方がそこで落ちたことはないですね。なので皆さん、クリアできるレベルのことだと思いますので、安心して受けていただければなと思います。 筆記試験の中でも、適性検査の比重を高く持ってるので、偽ることなく本当にあの素直に思ったことをお答えいただければなと思っています。
美容の専門学生と大学生の採用割合は?
中村:オルビスさんを希望する学生さんは専門学生と大学生だと、どれぐらいの割合で採用されていますか? 古屋さん:学生の割合は半々ぐらいです。やっぱり技術面とかを高く求めてるっていうところの評価ではないので、人物評価で見させていただいて、去年の実績も本当にちょうど半分ぐらいになっています。 中村:専門学校でメイクの勉強をしてきたりとか、そういうことはプラスに評価されることはありますか? 古屋さん:やっぱり専門学生さんだと、美容についてすごく深く知識を持っていると思うので、美容を通して何がしたいのかっていうのは、知識も踏まえて、ご自身の体験をお話いただければすごくいいと思います。
面接で評価の高い人と低い人の特徴とは?
中村:面接についていくつかお伺いしたいんですけど、面接のときに何に一番気をつけるべきですか? 古屋さん:まず一つ目は身だしなみの部分、清潔感、笑顔で明るくしっかりとアイコンタクトを取りながら、コミュニケーションをとってほしいと思います。 中村:いい意味で目が行く人とちょっと気になってしまう人と、それぞれ挙げるとしたら何かありますか? 古屋さん:明るく笑顔で、ハキハキと自分の言葉でしっかりとお話ができる方っていうのは、すごくいいなって思うことが多いかなと思います。 逆にちょっと気をつけてほしいなとか悪い意味で言っちゃう場合、目線をそらしがちな人とか、話すときに目が合ってなくて、なんか上ばっか見てるとか、緊張しているな?というのもわかっていますし、たまにならいいですけど、ずっとそうだったら困るなとか、かんだりとかシドロモドロになったりとか、それは全然大丈夫です。 でも、伝えようとか、話そうってしてくれる姿勢はぜひ見せてほしいなと思います。
面接で合否を分けるポイントとは?
中村:ズバリ面接で合否を分けるポイントになるものってなんですか? 古屋さん:価値観です。オルビスで大事にしているのは、他者視点、お客様視点っていったところが大事になります。 例えば、その中でご自身の体験談からお話いただくときに、学祭のリーダーとかサークルの部長とか、いろんな役職をやった経験をお話いただくと、自分の意見だけで押し通すのではなくて、しっかりとチームのメンバーとか、一人一人の意見を聞いた上で行動を起こすっていうのが大事なポイントになってきます。 周りとの関わりがわかるようなエピソードがあると、自分1人でこういう成果を上げてきたっていうことではなくって、自己推進力とか大事なんですけど、そこよりも周りの方を巻き込んでとか、周りの方を大切に思いやった行動がお話いただけるといいかなと思います。
面接でご縁がないと感じてしまう人とは?
中村:ズバリこんな人が落ちる、っていうのがあったら教えてください。大切なのは協調性とかコミュニケーション能力という話をね、伺ったんですけど、こういう人は残念ながら合わないだろうと判断されるポイントはありますか? 古屋さん:そうですね、ご自身の考えとか、お話いただくこととかすごくいいんですけれども、やはりオルビスでは他者との協力や協調性というところが一番大きなキーになるので、自分だけがとかいわゆる自己中な方みたいなのはNGです。 中村:お客様視点っていうのはすごく大切だと思うんですけどはい、面接では具体的にどんなところでお客様視点が持てる子だなっていうふうに思いますか? 古屋さん:学生の皆さんと部活とかサークル、アルバイトとか、他者と関わる機会ってすごく多くあると思うんですけど、他者視点っていうのが一つのキーワードになってくるかなと思います。 自分だけがうまくいけばいいっていうことではなくて、もちろん自分が頑張る中で周りの方とどう協力してるかとか、どう巻き込んで行動してるかとか、自分のエピソードの中に、その周りの方と協調性を持ったエピソードが含まれてると、そういうところで見極め判断させてもらっています。 中村:協調性っていうのは結構大事なポイントにも」なりますか? 古屋さん:なりますね。もちろん、顧客様だけでなくてショップだと6~7名のスタッフが一緒に運営してくんですけれども、一緒に働く仲間も大事にして、チームワーク力っていうのをすごく大事にしてほしいので、協調性がキーワードで大切です。
見た目や容姿は合否にどれくらい影響するのか?
中村:見た目でどれだけ判断されるのか。容姿はどこまで合否に影響しますか? 古屋さん:もちろん美容を通しての仕事になるので、肌質とか美容がどれだけ好きかとか、ご自身も継続して綺麗にいていただくことともすごく大事なってくるので、清潔感大事ですよね。 中村:綺麗にメイクがしてあったりとか、髪が綺麗にまとめられてあったりっていうのも結構大事そうですね。 古屋さん:そうですね。どれだけご自身のところの細部まで気を使えているかみたいなところも大事だなと思います。
面接で高く評価される強みとは?
中村:自己PRで自分がこういう強みがありますって言うエピソードを、就活生がお話する場面があると思うんですけど、何かこういう強みがあると仕事に活かせるよ、みたいな採用の合否に関わるようなものありますか? 古屋さん:まずはやっぱりコミュニケーション力っていう大前提です。そこの強みがある方、その中でそのコミュニケーション力の発揮の仕方とかって、人それぞれあると思うんですけど、やっぱり自分だけが話すとか、そういうコミュニケーション力ではなくて、やっぱり聞く姿勢、あと周りの方とどういうふうに関係性を保っているかみたいなそういう総合的なコミュニケーションっていったところが、評価すごく高いかなと思います。 中村:あんまり自分が自分が…っていうアグレッシブすぎるコミュニケーションだと、ちょっと難しい部分が出てくるかもしれないですね。 古屋さん:もちろんあのコミュニケーションの中にも、やはり他者視点のお客様の視点っていうのがすごく大事になってくるかなって思うので、お客様に向けた取り組みがしっかり頑張れるコミュニケーションの発揮だったらいいと思います。
ノルマがない中で社員をどう評価するのですか?
中村:オルビスさんに入社して実際に働いたときに、よくあるどれだけ1日に1人、これを売らなきゃいけないみたいなノルマがないっていうふうに聞いたんですけれども、ノルマがすごく働く側としてはストレスがかからなくて嬉しいことだなと思うんですけど、そうなると、いったいどういった部分で社員の皆さんは評価をされているですか? 古屋さん:そうですね、一人一人のノルマというものはないんですけれども、やはりお店全体で月間の目標とか年間の目標っていうのがあるので、全員でその目標を目指していくっていうことはあります。 その中で1人1人の等級だったりとか、役職によって個人目標を設定してもらって、それに向けても頑張っていただく、そこが評価に繋がります。 中村:だからこそ、店舗内で協調性を保つっていうことが求められるっていうそうですね。 古屋さん:そうですね、やっぱりその目標に全員で向かっていく、そのためには全員がお客様視点でとか、仲間を思いやってっていう姿勢が大事になってきます。 中村:人事の立場から見て、美容部員の働く環境における今後の課題というのはありますか? 古屋さん:オルビスは毎月毎月新商品を発売しますし、学んでいただくこというのも多くなります。お客様視点の接客力の向上っていうのもすごく大事になってくるので、やっぱり研修のバリエーションだったりとか、また個の最大化、個性を活かしながら働きやすい環境を作っていきたいので、その一人一人に合ったキャリアだったり、スキルが向上できるような体制はしっかりと築いていきたいなと思います。個性が発揮できる職場にしております。 中村:今日はオルビス人事の古屋さんにお話を聞きました。ありがとうございました。 古屋さん:ありがとうございました。
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この記事を書いた人
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ビューティーツリー編集部
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