人事インタビュー 【ディオール】求める人材、面接で重視するポイントなど人事インタビュー

Q1. ディオールの美容部員（ビューティーコンサルタント）には、どのような役割が求められているのでしょうか？

野田様：私たちディオールのビューティーコンサルタントは、単なる販売員ではなく、ディオールというブランドの世界観や価値を継承していく重要な役割を担っています。 そのため、まず大前提として「ディオールが好きであること」「お客様を第一に考えられる姿勢」が必要です。

Q2. 選考では、具体的にどのような点を重視されていますか？

野田様：最も重視しているのは「ディオールへの熱意」です。例えば、ディオールのイベント、ポップアップ、展覧会などに足を運び、ブランドを実際に体感し、自分なりの思いや気づきを語れる方には強く惹かれます。 接客・販売の職種ですので、笑顔や明るさ、感じの良さも大切です。さらに、ディオールに入ることがゴールではなく、「入社後どうなりたいのか」といったキャリアビジョンを語れる方を求めています。

Q3. 選考ではどのような点を重視されていますか？

野田様：まずディオールに対する熱意があるかという点を見ております。その他には、接客販売業として、笑顔ですとか感じの良さ、そして明るさ、そういった面も見ておりますし、また個別面接ではディオールに入ることが目的ではなくて、ディオールに入った後のキャリアビジョンを話せる人、そんな人を私たちは求めております。

Q4. そのほか面接で見ているポイントはございますか？

野田様：チームプレイヤーであるかどうかです。例えば、新宿伊勢丹コーナーに行くと、40人近いスタッフが働いているんですけれども、一つのコーナーが一つのチームなんですね。自分さえ良ければということでは、やはりチームは成り立たないので、私たちは面接を通して応募者の方がチームプレイヤーであるかどうかということを学生時代の経験からお話をしていただいております。

Q5. お客様に対して大切にしている考え方を教えてください。

野田様：もちろん、自分自身が輝き、お客様に「こうなりたい」と思っていただける存在であることも大切です。しかしそれ以上に、創業者ムッシュ・ディオールの「人を美しくするだけでなく、幸せにしたい」という想いを大切にしています。お客様が来店されたときよりも、もっと幸せな気持ちで帰っていただけるよう、お手伝いができる人——そういう方を私たちは求めています。

Q6. 就職活動で学生さんに意識してほしいと感じることは何ですか？

野田様：私は学生時代、就職ガイダンスにも参加せず、何となく受けた会社の一次面接やグループ面接で落ちてしまった経験があります。そこから本格的に就職活動を始めたのですが、昔も今も、就職活動で最も大切なのは「企業研究」だと思います。企業研究がしっかりできているかどうかは、面接で必ず伝わりますし、熱意の表現にもつながります。

Q7. ディオールを志望する学生には、どのような準備や姿勢を期待しますか？

野田様：例えばmディオールには、人気商品のマキシマイザーだけを知って、応募される方もいらっしゃいますが、それだけでは熱意は伝わりません。また、ネットで創業者ムッシュ・ディオールの言葉を引用して話す方もいますが、それだけでも不十分です。実際に店舗で接客を受けてみる、イベントや展覧会に参加するなど、ディオールを自分の目で見て体験し、その経験を語れることが、志望動機の説得力につながると思います。

Q8. 最後に、新卒採用に込めている想いを教えてください。

野田様：私たちが新卒採用を行うのは、ディオールのDNAを受け継ぐ人材を育てたいからです。そのDNAを育むためのトレーニングやチャンスを多くご用意しています。美容のプロを目指したい方、どのブランドよりも高いスキルを身につけたい方にとって、ディオールは最適な環境だと思います。興味のある方は、ぜひ挑戦していただきたいと思います。