【美容部員の就活対策】就活スタート編②/企業が求める人材と面接官の質問の目的を知る

【美容部員の就活対策】就活スタート編②/企業が求める人材と面接官の質問の目的を知る

こんにちは。
美容のオンラインスクールを運営するBeauty Treeの辻堂です。

【美容部員の就活対策】就活スタート編①に続き、今回は「相手=企業が新卒に求める人材とはどんな人か、相手=面接官は求める人材かどうかを判断するためにどんな質問(面接での質問)をしてくるのか」を考えてみたいと思います。

就活スタート編①のおさらい

さて、簡単に就活スタート編①のおさらいですが、就職活動で皆さんが取り組むテーマは、自己分析、業界研究、志望動機という感じで、すべて自分目線で考えがちなテーマばかりですが、自分目線だけでなく、相手目線=企業の目線で考えるクセをつけましょうとお伝えしました。

そして、「企業はなぜ新卒採用するのか」を企業の目線で考え見ると、以下3つでした。

    組織を活性化してくれる若い人材を求めているから

なぜなら、若い人材を採用して職場の空気を定期的に新しくしたいと考えているからですよね?

    将来、チーフやエリアマネージャーなどの幹部候補生を確保したいから

なぜなら、店舗運営の全てに責任もってやり切る人材を採用し、長期的に育てていきたいと考えているからですよね?

    自社の文化にマッチした辞めない人材を採用したいから

なぜなら、辛いことがあったとしても乗り切っていけるマインドを持っていてほしいからですよね?

ここまでは、理解していただけましたか?

何か気になる点がある方や、ちょっとわからないと思う方は、Beauty Treeの転職相談へご相談下さい。LINEのビデオチャットや電話で丁寧にご説明いたします。

では、さっそく本題に入っていきたいと思います。

新卒採用で企業が求めている人材って具体的にどんな人?

新卒採用を通じて、企業が採用したいのは、具体的にどんな人なのでしょうか。

例えば、①の若い人材と言っても、新卒だったらほぼ全員若いじゃん、そこに違いはあるの?って思いますよね?
この子は幹部候補生、あの子は幹部候補生じゃないって、何で判断するの?自社の文化にマッチするしないは何で判断するの?

具体的にどんな人材なのか、企業の目線で考えてみてください。

———-2~3分考えてみましょう———-

どうですか?具体的な人物像は見えてきましたか?

組織を活性化してくれる若い人材

企業の面接官は、どんな人に”若い人材”と思うのでしょうか。長年、人事で面接官をやってきた人間としては、まずシンプルに、元気があって笑顔でハキハキしている人には若さを感じます。むしろ、無表情で元気のない方にはあまり魅力を感じません。この人が入社しても、何も変わらないなあと思ってしまいます。

また、最近の化粧品のトレンドや若い子たちのコスメ・メイク事情を知っていたり、御社でこんなことやってみたいうような新しいアイデアを聞いたりすると、新しい価値観に触れた感じがします。
そのほか、メモをしっかり取ったり、面接官の話にちゃんと耳を傾けたりする人にも、若さ=素直さを感じます。

これらを簡単にまとめると、企業の面接官が、組織を活性化してくれる若い人材だと思う人は、以下のような人材になります。

  • 元気があって表情がハキハキしている
  • 笑顔で明るくワクワクしている
  • 化粧品の最新トレンドや若い子たちのコスメ・メイク事情を知っている
  • 将来やってみたいことや新しいアイデアがある
  • メモを取ったり、話を聞く姿勢がある

皆さんがイメージした人材像と一致しましたか?

将来チーフやエリアマネージャーなどの幹部候補生になってくれる人材

将来、チーフやエリアマネージャーといった幹部候補生になってくれる人材とは、どんな人でしょう。

面接を通じて、美容部員になってどうなりたいのかをちゃんと語れたり、5年後や10年後にどうなっていたいか明確な目標を持っていたり、目標に向かってしっかり努力したことがある人には、と途中であきらめず、仕事を投げ出さずに、責任もって取り組んでくれるだろうと思います。

尚、この将来のキャリアイメージや目標、なぜ美容部員になりたいのかを整理するうえで、大事なことが自己分析です。自己分析の方法については、また別の記事にてご紹介します。

自社の文化にマッチした辞めない人材

自社の文化にマッチした辞めない人材とは、なんで当社なのか、当社のどんなところに共感したのか、それらを自分の言葉でしっかりと語れる人です。ポイントは、自分の言葉で語ることができるのが大事です。

自分の言葉とは、具体的にどういうことかというと、あなたしか語ることができない体験を通じて感じたことです。あなた以外の誰でも語れることは、自分の言葉ではありません。

例えば、「御社は日本を代表する有名ブランドで、私は御社のブランド力にふさわしい美容部員になりたいです」という志望動機を話した場合、あなた以外の誰でも同じ事を語ることができます。しかし、なぜふさわしい美容部員になりたいと思ったのか、その背景にある動機は、おそらく人それぞれではないでしょうか。

こちらの方が、「以前、新宿伊勢丹にある御社ブランドの美容部員さんに接客してもらったことがあったのですが、とても忙しいはずなのに、常に笑顔で丁寧かつスピーディーに対応する姿を見て、魅力的で自分も美容部員になったら御社の美容部員のようになりたいと思いました」と語ったら、どうでしょう。

相手の印象はガラッと変わるのではないでしょうか。上記は、国内最大手の化粧品メーカーの新卒採用面接で実際にあったケースです。

ポイントは、相手の企業に共感した理由を自分の言葉で語れるかどうかが重要です。

尚、自社の文化にマッチしているかどうかを判断するために企業が判断するのが志望動機です。志望動機については、業界研究とセットでまた別の記事でご紹介します。

企業は新卒採用でどのような人材を求めているのか、かなり具体的にイメージできるようになったと思います。

では、次のステップに進みます。

企業は、新卒採用の説明会や面接を通じて、上記のような人材かどうかを判断します。その判断をするのが面接官です。面接官は判断するために色々な質問をして、情報を集めます。

では、また企業の目線で考えて頂きます。もしあなたが企業の面接官だったら、上記3つを満たす人材かどうかを判断するために、学生にどのような質問を投げかけますか?考えてみてください。

———-2~3分考えてみましょう———-

では、私の考えをお話ししていきます。

組織を活性化してくれる若い人材かどうかを判断する質問

組織を活性化してくれる若い人材かどうかを判断する質問

化粧品メーカーの新卒採用の面接官がする定番の質問は、以下の3つです。

・まずは自己紹介(または自己PR)をして下さい。
→これを通じて、表情、声のトーン、元気さ、フレッシュさを判断する
・あなたは自分から行動して何かを変えた経験はありますか?
→新しいアイデアや改善案などを考える力と行動力を判断する
・あなたが当社に入社したら、何かやってみたいことはありますか?
→当社で新しいことや斬新なことをやってくれる可能性を判断する

上記の質問以外でも、面接時の第一印象や雰囲気で、若々しさや元気、表情の明るさといった目で見た情報で判断できます。よく就職課の先生などから、「もっと元気出しなさい」「もっと笑顔で、明るくしなさい」と言われることはありませんか?それは、まさに若さや新鮮さをしっかりと出してほしいということです。

口では「私は友人から明るい人とよく言われます」と言ったとしても、表情が暗いと、面接官には魅力的に伝わりません。若さを伝えるためにも、面接のときは元気いっぱい、明るい表情を心がけましょう。

将来、幹部候補生になってくれる人材かどうかを判断する質問

面接官がする定番の質問は以下の3つです。主に自己分析の結果を聞いています。

・なぜ美容部員をなりたいと思いましたか?
→憧れではなく、本気かどうか。美容部員になって、どうなりたいかの目標をしっかり持っているかどうかを判断する
・5年後・10年後、何を目指しますか?キャリアイメージは?
→将来の目標をちゃんと持っているか。その目標は、チーフやマネージャーにつながっていくものかどうかを判断する
・これまで努力して、何かをやり遂げた経験を教えてください?
→目標に向かって、しっかりと努力することができる人間かどうかを判断する

そして、これらの回答を自分の言葉で語れるかどうかが重要です。自分の言葉じゃなかったら、本気度は伝わりません。また、10年後の目標は何?と聞かれて、「子供を生んで、仕事と家庭を両立したいです」と回答する方が多いですが、正直、これは回答になっていません。

別に両立することが悪いのではなく、企業の目線で考えると、「美容部員として5年後、10年後に何を目指しますか?」と聞いているので、美容部員としてのキャリアでどうなりたいかを回答しなければなりません。結婚しようが出産しようが、ここでは関係ないということです。「美容部員としてどうなっていたいか」にまっすぐ回答すべきです。

自社の文化にマッチした辞めない人材かどうかを判断する

面接官がする定番の質問は以下の3つです。主に志望動機を聞いています。

・様々な会社やブランドがある中で、なぜ当社を選びましたか?
→面接官は「他社ではなく当社じゃなきゃならない理由」が聞きたいのです。

・当社の商品を使ったことはありますか?使ってみてどう感じましたか?
→当社のことを志望しているなら、当然商品は使ったことあるよね、当社の商品のどこに共感したの?が知りたいのです。

・店頭に行ったことはありますか?行ってみてどう感じましたか?
→商品と同じく、当然店頭にも行ったことあるよね、当社の美容部員のどこに共感したの?が知りたいのです。

・何か質問はありますか?
 →これはほぼ必ず聞かれます。質問がないのは、興味がないと判断されてしまうケースがあるので、必ず1つは質問を用意しておきましょう。ただし、質問なら何でもいいという訳ではありません。企業文化にマッチしているかどうかを問うことが目的なので、企業文化や志望度のアピールにつながる質問をしましょう。

就活スタート編②まとめ

就活スタート編②まとめ

企業が求める人物とは具体的にどのような人材なのか。また、そのような人材かどうかを判断するために面接官はどのような質問をするのか。これらについて考えてきましたが、理解していただけましたか?

大事なポイントをまとめておきます。

就活スタート編①のポイント

・何事も、自分目線だけでなく、企業目線でも考える。

就活スタート編②のポイント

・若さ、新鮮さは、第一印象がすべて。
・相手に納得してもらうためには自分の言葉(つまりは体験で感じたこと)で語ることが大事
・将来の目標や美容部員への本気度を語るには自己分析が大事
・企業文化にマッチしていると思ってもらうには志望動機が大事

これで、就活スタート編は終了です。ここまでしっかりと理解できていれば、自己分析や志望動機に悩むことはありません。逆に、就活スタート編①~②を理解しないまま、就活だから…という理由だけで自己分析や志望動機、業界研究に取り組むとドツボにはまります。なぜなら、自己分析や志望動機をなぜする必要があるのか、その目的が分からないからです。

ここまで理解できれば、就活は50%終了したと言っても過言ではありません。もし就活スタート編①~②で、イマイチ分からない、どうしても納得できないことがある、という方は、Beauty Treeのの就職・転職相談(無料)へご連絡下さい。美容部員経験のある就職アドバイザーがビデオチャットかメッセージで丁寧に回答します。

次のステップからは、自己分析、業界研究、志望動機って、具体的に何をすればいいのか説明していきます。

就職活動の時ほどいろんな会社やブランドのことを知ることができる機会は、他にありません。貴重な機会と前向きにとらえて、是非就活にワクワクして、楽しんでください。

この記事をかいた人

2002年大学卒業後、インテリジェンス入社。人材派遣の営業を担当後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社し、美容部員専門の求人サイトを立ち上げ、2015年アイスタイルキャリアを設立、代表取締役社長に就任。全国の美容専門学校や短大にて就職アドバイザー、化粧品検定顧問を務める。2018年に美容部員専門のオンラインスクールと人材紹介事業を行う株式会社タレンタップを創業。これまで就職・転職支援してきた美容部員は1000名を超える。コスメ検定1級、ほめる達人検定3級取得。