【美容部員×就活】自分では「完璧」だと思った志望動機が面接官に響かないたった1つの理由

こんにちは、美容部員の就活クチコミサイト「ビューティーツリー」の辻堂です。

10月に入り、化粧品業界ではいよいよインターンシップ等でエントリーシート(以下、ES)を提出する機会が増えてきたという人は多いと思います。

なかなかESが通過せず、不安になってエントリー社数を増やすが、書くことに必死になりその後も通過せず、という悪いサイクルに入る学生をたくさん見てきました。

今回は、ESの中でも、必ずと言っていいほど聞かれる「志望動機」について、ES選考突破の秘訣を伝授します。

 

ESの合否は志望動機で決まる

採用企業はESで、何を見ていると思いますか?

それは「あなたの本気度」を見ています。

そして、ESの中で本気度が問われる項目は「志望動機」です。「当社に興味を持った理由」や「当社に入社してやってみたいこと」なども同じです。

つまり、志望動機で本気度を伝えることができれば、ESの選考通過率は飛躍的に高まるし、本気度がなかなか伝わらないと、選考通過率も低下してしまう傾向にあります。

最近ではESを動画で提出するケースが増えてきました。当然、見た目といった第一印象や話し方も合否に影響してきますが、それでも大事なのは本気度です。

 

本気度を伝えるには「具体的なエピソード」が不可欠

本気度を伝えるには、「いつ、どこで、どのようにして、ブランドや商品のことを好きになったのか」をできるだけリアルかつ具体的に表現することが重要です。

こちらは、21年卒のアルビオンにエントリーした学生の志望動機です。

現在、化粧品の外見だけでなく内面の充実が人を幸せにする事に魅力を感じ、化粧品業界に絞って就職活動をしています。その中で、御社の説明会で「世界一の高級メーカー」を目指していることを伺いました。そこで、私は、お客様が自身のことを高級品のように想っていただけるような美容部員になりたいと感じております。また、お客様と御社のご縁を作るきっかけとなり、日々の生活が幸せに送れるように貢献していきたいです。

 

いかがですか?

こちらの志望動機は、アルビオンのHPにある「世界一の高級化粧品メーカーを目指す」という会社のビジョンをしっかり引用していて、全体的にきれいにまとまっているので、良さそうに見えますよね?

でもこの手の志望動機は、実際のところ、熱意がイマイチ伝わってこない志望動機として判断されがちです。

なぜかというと、志望動機に具体性がないためリアリティに欠け、「いつ、どこで、どのようにしてアルビオンを好きになったのか」をパッとイメージできないからです。

なんとなく良さそうだけど、イマイチ本気度が伝わってこない志望動機ということになります。

 

8割の学生は熱意が伝わらないESを書いている

ちなみに、私はこれまで10年近く人事を経験してきましたが、実際のESを見ると、全体の80%はこのような本気度が伝わってこない志望動機です。

HPを調べたらすぐに書くことができる志望動機なので、逆に言えば誰でも書ける志望動機です。だから、多くの人がこのパターンで書いてきます。でも、熱意はそれでは伝わりません。

熱意を伝えるためには、私じゃなきゃ書けない志望動機を書かないといけません。

 

それでは、以下の志望動機はいかがでしょうか?

私は、お客様の期待を超える提案をすることで小さな感動を与えられる美容部員になりたいと考えております。カウンターを訪問した時に、リムーバーの香りに一目惚れしました。美容部員さんにこの香りを嗅ぐことで、アルバイトの疲れを癒したいと伝えたところ、香水ではなく、洗顔料をお勧めされました。何故なら、夜顔を洗う時に、お風呂全体に香りが充満し、1日の疲れを癒してほしいからだと言われました。実際に、朝・晩と使用するたびリラックスし前向きな気分になります。洗顔料ひとつ変えるだけで、洗顔という作業がリラックスできる時間に変わり、日々の生活に前向きな気分になれる時間が生まれました。この経験から、私もお客様の期待を超える提案を通じて、お客様に小さな感動と生活を豊かにできる美容部員になりたいと思います。

 

先ほどの学生さんよりも具体的で、どんなストーリーでアルビオンを好きになったのか、パッとイメージできたのではないでしょうか?

これが私じゃなきゃ書けないオリジナルの志望動機です。

人事の立場から見れば、8割がHPの言葉を引用したありきたりな志望動機である中、こういったその人固有の志望動機はとても新鮮に映りますし、熱意を感じます。

 

人気ブランドの面接クチコミを見るならビューティーツリー

 

最近知ったブランドの場合も具体性で熱意を伝えるべし

よく学生さんから質問を受けるのは、「最近知ったブランドや、説明会を通じて興味を持ったブランドの場合、熱意を伝えるストーリーがありません。その場合、どうしたらいいのでしょうか。」というものです。

このケースも同じく、具体性で熱意を伝えるようにしましょう。

ただ、このケースだと時間的な奥行きがないので、
「最近知って、具体的にどういった点に興味を持ったのか」
「説明会の中で具体的にどのような点に共感して、選考を受けたいと思ったのか」
など、興味を持った理由をできる限り具体的に説明するようにしましょう。

 

高級スキンケアブランドの内定者は最近ブランドを知った学生ばかり

例えば、高級スキンケアブランドのPOLAでは、顧客のターゲットが20代後半〜の富裕層のため、当然、選考を受ける学生のほとんどは使ったことがない人ばかりです。

その中で内定を獲得する学生はどうしているのか。それは、「説明会や選考を通じてPOLAのどのような点に魅力を感じたのか」という理由を具体的に語って熱意を伝えています。

HPに書いてあることを引用して、パッと見の良い志望動機で勝負せず、説明会や人事とのコミュニケーションの中で具体的にどのような点に魅力を感じたのかを伝えて、志望動機をアピールしましょう。

 

終わりに

ESとは、熱意の感じない人を落とすための選考ツールです。そして、人事は志望動機で熱意を判断しています。

HPのきれいな言葉を引用して、まとまった志望動機を作成して「完璧!」と思わず、できる限り具体的に書いて、少しでも熱意の伝わるような内容に仕上げることが大事です。

ビューティーツリーでは美容業界の人事経験者が志望動機の添削サポートをしています。絶対に落とすことのできない企業のESを作成する際は、ぜひサポートをご利用ください。

人気ブランドの面接クチコミを見るならビューティーツリー

この記事をかいた人

美容部員専門の就職転職対策サイト「ビューティーツリー」編集長/元日本化粧品検定顧問/戸板女子短期大学非常勤講師/インテリジェンス元営業/アイスタイルキャリア元社長