【24年卒】シャネルの美容部員(BA)の録画動画選考を徹底対策!内定者が実際に語った自己PRも紹介!

こんにちは。ビューティーツリー編集長の辻堂です。

今回は、シャネルの録画動画選考について、内定者の動画を参考に、選考突破の秘訣をご紹介します。

 
・シャネルのエントリーシート(ES)の選考対策

・シャネル内定者に聞く内定の秘訣とは
 

シャネルの動画選考で意識すべき3つのこと

シャネルの動画選考で意識すべき3つのこと

シャネルに提出する自己PR動画を撮影する際に、意識すべきポイントは3つあります。

1.個性を表現すること
2.完成度にこだわること
3.シャネルらしさを表現すること

これら3つのポイントを意識して、こだわった動画を制作することが、シャネルの録画動画選考突破の秘訣です。

動画制作には手間がかかりますが、面倒がらずにしっかり時間を使って、納得のいく動画を作り上げることがとても大切です。

 

1.個性を表現すること

動画を通じて、自分の個性を表現しましょう。過去の内定者の動画を見ると、「すごく自分自身に自信があるなあ」とか、「自分が大好きで良い意味でナルシストだなあ」と、たった2分弱の動画でもその人の個性がしっかり伝わってきました。

例えば、動画編集アプリを使って、ハイライトをしっかり入れて、キラキラしたイメージに仕上げていたり、モデルさんの撮影のように色々なポーズで語っていたり、フリップを使ってテンポ良くプレゼンテーションするなど、動画を通じて、少しでも「自分らしさ」をアピールしましょう。

 

2.完成度にこだわる

シャネルの動画選考対策

動画を見た相手に、「一生懸命時間をかけて作った」という印象を与えることができるかどうかが重要です。それが相手に「本気度」として伝わり、その本気度が相手を「会ってみようかな?」という気持ちにさせるからです。

また、シャネルといえば、ガブリエルシャネルのアーティストとしての成果に対する徹底的にストイックな生き方そのものがブランドの魂となっていて、そのこだわり抜かれたアイテムに世界中の人が魅了されています。

そんなガブリエルの分身となって、シャネルブランドの価値を伝えていくビューティーアナリストには、成果に対するこだわりとストイックさを求められます。そして、この選考において成果とは、あなたが制作する「動画」です。

 

完成度を高めるための動画撮影のポイント

実際に動画選考を通過できた学生と、通過できなかった学生の比較を行いましたので、動画作成の参考にしてください。

<完成度が高い自己PR動画の特徴>
・カメラ目線で話す
・自分の言葉で話すことができているので、自然な感じで違和感がない
・言い間違いがなく、聞き取りやすいスピード
・背景が白で、明るく、清潔感がある
・結論ー理由の順番で説明していてわかりやすい
・テロップが入っていて視覚的にわかりやすい

 

<完成度が低い自己PR動画の特徴>
・カンペを見ていて、たまに目線がずれる。
・暗記したまま話をしていて、抑揚がなく、思いや感情が伝わってこない
・言い間違いがあったり、早口で聞き取りづらい
・背景に家具や物が映り込んでいて、暗い
・話が長く、結論が何かわかりづらい
・淡々とした動画で印象に残らない

 

ちなみに、シャネルの内定を獲得した学生の自己PR動画は、最初から最後までカメラ目線を崩さず、言い間違いも一切ありませんでした。

また、暗記したものをそのまま棒読みするのではなく、何度も練習して自分の言葉で語れるように仕上げて、10回以上撮影して完成させていました。

上記の特徴を参考に、本気度が伝わる完成度の高い動画を制作してください。

 

3.シャネルらしさを表現する

シャネルの動画選考対策

この動画を通じて、採用担当者に「あっ、この学生って、うち(シャネル)っぽい!!」と思わせることがポイントです。

そのためには、シャネルの店頭で実際に活躍している美容部員さんがしていそうなヘアメイク、着ていそうな服装、話し方などを研究して、動画内でそれを再現することです。

面接官にあなたが店頭で働いているイメージを少しでも持たせることができれば、選考通過率は格段にアップします。

 

シャネルの録画動画のテーマ

シャネルの動画選考対策

22年度のシャネルの新卒採用の録画動画選考のテーマは、以下の3つです。毎年、テーマは若干変わりますが、基本的に気をつけるべきポイントは変わりませんので、22年度のテーマで事例を紹介します。

<録画動画選考のテーマ>
1.自己紹介
2.ヘアメイクのテーマ
3.ビューティーアナリストを志望する理由

 

1.自己紹介

自己紹介では、ダラダラと自分の経歴を話すのではなく、経歴はさらっと話して、最もアピールしたいことをキャッチーにして伝えることです。

基本的に自己紹介では、以下の構成で考えると良いです。また、自分がアピールしたいことを盛り込んでおきましょう。

・挨拶
・氏名、所属学校、学部
・学生時代に取り組んだこと(学業と趣味など)
・締めのあいさつ

 

2.ヘアメイクのテーマ

ファッションはじめ、ヘアメイクなどのテーマを聞かれた場合は、自分がアピールしたい性格や特徴とリンクさせて話すことが大事です。

つまり、「テーマが何か?」はそこまで重要ではなく、「なぜそのテーマにしたのか?」という理由が重要です。

例えば、笑顔で人を明るくできるのが自分の強みと考えている人だったら、「私の今日のヘアメイクのテーマは「青空」です。私は青空のように見る人を笑顔にして、明るくすることができます。だから、目元と少し薄いブルーを入れて、青空の爽快感を表現しています。」といった感じで、そのテーマを選んだ理由と自分の強みをリンクさせて話すようにしましょう。

 

3.シャネル入社後のキャリア

これは志望動機を200文字前後でアピールできれば良いと思います。

なぜ、シャネルに入社したいのか。また、入社してどうなりたいのか。この2つの質問に対する自分なりの考えをアピールしましょう。

 

22年度シャネル内定者の録画動画の台本を公開

シャネルの動画選考対策

今回、ご本人の了承をいただき、個人情報を伏せた形で、実際に内定者が自己PR動画の撮影に使用した台本をご紹介します。こちらをもとに

1.自己紹介

こんにちは。〇〇です。まずは簡単に自己紹介させていただきます。私は今、●●大学●●学部に在籍しており、●●のゼミに所属しております。ゼミの卒業論文のテーマとしては、「●●●」について取り上げております。趣味はダンスをすることで、個人的にチームを組んだり、大学ではサークルにも所属しております。本日はよろしくお願いいたします。

 
2.ヘアメイクのテーマ

次に、私のメイクについてお話しします。今日の私のメイクのテーマは、「太陽」です。(フリップを活用)私は明るく、ポジティブで、人が大好きです。そんな私の性格を表現するのに太陽はぴったりだと思い、その象徴の色であるオレンジをポイントカラーとして、目元と口元に使っております。また、明るさを表現するために、ラメを使用しています。そして、髪型は、お団子にすることによって、清潔感を表現しております。

 
3.ビューティーアナリストを志望する理由

最後に、私が御社のビューティーアナリストを目指す理由について、お話しさせていただきます。私は御社の高いブランド力によって、自分自身を常に変化させることができると思い、志願しております。世界中から支持され、100年以上の歴史を持つ御社には、一流のサービスを求めてお客様がご来店されます。そのようなお客様との洗練されたコミュニケーションを通じて、専門的な知識や技術を提供する、そういった環境を最大限に活用し、常に自分自身をレベルアップさせていきたいと考えております。そして、そのような接客を通じて、お客様にメイクアップの魅力をお伝えし、御社のブランドの世界観を感じていただきたいと思っております。以上になります。ありがとうございました。

 

いかがでしょうか。

自己紹介では、大学でのゼミ活動と趣味のダンスについてアピールしています。

また、メイクのテーマについては、しっかりと自分の強みとリンクさせることができています。

志望動機は、なぜシャネルに入社したいのか、入社してどうなりたいのか、をしっかり盛り込むことができています。

 

1分間の適切な文章量は300文字〜350字

NHKのアナウンサーによると、1分間に話す文章量として適切なのは300文字〜350文字だそうです。

内定者の動画は、1分50秒で650文字でした。つまり、1分で約350文字なのでちょうど良い文章量ということになります。

 これから自己PR動画の台本を作成する際には、1分間300字〜350字を目安に文章を考えるようにしましょう。

 

まとめ

イプサの選考ステップ

シャネルは、ガブリエルシャネルの成果に対するストイックなまでのこだわりが生み出す、究極のセンスがブランドの価値です。

シャネルを身につければ、ガブリエルシャネルのような一流のアーティストが生み出す商品にふさわしい人間であると認めてくれるところに人はお金を払います。

そのガブリエルシャネルの分身となって、ブランドの魅力を伝えるビューティアナリストには、これまでの学業、部活動に対するストイックな姿勢や、選考における成果へのこだわり、周囲への配慮や感謝の気持ちを持つことなどが求められます。

上記選考対策を参考に、自分がビューティアナリストにふさわしい人間であることをしっかりアピールできるといいでしょう。

この記事をかいた人

大学卒業後、大手人材会社パーソルキャリア入社。その後、@cosmeを運営するアイスタイルに入社、人事部、社長室、メディア事業部、子会社社長を経て、2018年に美容業界専門の新卒対策メディアを運営する「ビューティーツリー」を創業。