アディクションの美容部員の選考対策/面接官に刺さる志望動機と内定の秘訣

【3分対策:アディクション】アディクションの美容部員の選考対策/面接官に刺さる志望動機と内定の秘訣

こんにちは。ビューティーツリーの岡村です。

今回は、コーセーグループのアーティストブランド「アディクション」の美容部員の新卒採用突破法を紹介します。「アディクションの求める人物像は何?」「未経験者でもOKなの?」「外資とは何が違うの?」などの疑問にビューティーツリー編集部がお答えします。

 

 

アディクションの面接を受ける前に知っておくべきこと

アディクションの面接を受ける前に知っておくべきこと

アディクションは、世界で活躍する日本人メイクアップアーティストのAYAKOが開発したメイクアップアイテム中心のアーティストブランドです。アーティストブランドで働く美容部員には、アーティストの思いを受け継ぎ、店頭でお客さま一人ひとりのアーティストになることが求められます。だから、アディクションでは美容部員のことを「パーソナルアドバイザー」と呼びます。

そのため、アーティストの考えや思いを理解していることアーティストに必要な技術を持っていることが重要です。

クリエイティブディレクターAYAKOが退任

アディクション10周年となる2019年にブランドを立ち上げたメイクアップアーティストのAYAKOが退任すると発表されました。後任はまだ未定ですが、ブランドのコンセプトが大きく変わる可能性がありますので、これからアディクションを志望する方は、今後の動向をチェックしておいた方が良いでしょう。(2019年7月24日現在)

アディクションのブランド名の由来

addictionは英語で、中毒や熱中、という意味です。つまり、アディクションのコスメに夢中になってほしいという願いを込める一方、アディクションのメイクで周囲を虜(とりこ)にする、という意味もあると考えます。

つまり、周囲を虜にするには、人と同じことをするのではなく、個性を輝かせることが重要で、そのためのメイクアップのアイテムとテクニックをアディクションが提供する。その結果、アディクションにあなた自身が夢中になるというストーリーを読み取ることができます。

アディクションが大事にしている考え方

アディクションが大切にしている考え方

アディクションのHPには、以下のようなメッセージが掲載されています。

「自分らしいスタイルを求めるすべての女性たちのために。ADDICTION」

これは、ブランド名の由来で説明した通り、個性を輝かせるためのアイテムとテクニックを提供するのがアディクションということです。

また、アーティストのAYAKO’S PHILOSOPHYでは、以下のメッセージが書いてあります。

多くの女性は自分のスタイルを見つけることに迷い、人と同じでいることに安心しがちです。私はまず、トータルにその女性の美しさを追求することから始め、そこからひとりひとりのパーソナルな美しさを引き出します。そして、欠点を見つけて隠すのではなく、その人の美しさにフォーカスし、アピールする。それは、どこか凛とした意志の強さが貫かれ、シンプルな手順であってもドラマティックに変化する潔いメイクアップの提案です。それを受け入れ、楽しむ、オープンマインドな気持ちこそが、美しさへの第一歩です。そうすれば、そのパーソナルな美しさが自信に変わり、みるみる美しさに磨きをかけていくのです。それは、欠点さえも魅力に変えてしまう、魔法のような自信です。すると、自然と自分らしい「STYLE」が見えてきます。

つまり、多くの女性は、人と同じでいることに安心しがちだけど、自分の個性(欠点かもしれない)を受け入れて、それを輝かせることを楽しむくらいのオープンな気持ちを持つことが美しさの第一歩ですよ。そうすれば、自信に溢れて、欠点すら魅力的に見えるようになる。それが本当のあなたらしさです。と言っています。

だから、アディクションのメイクアップの原点には、「欠点を隠すのではなく、その人特有の美しさを見つけて、それを引き出す」という考え方があります。アディクションの美容部員を目指すなら、この考え方は理解しておきましょう。

アディクションの美容部員に必要な技術

アディクションはメイクアップ中心のアーティストブランドのため、店頭配属後はフルメイクでタッチアップできる技術が求められます。アディクションでは、入社後の研修でブランド独自の考え方やテクニックを学ぶため、新卒・中途ともに技術試験はありません(2019年7月現在)。

アディクションの新卒採用の傾向

アディクションは、ジルスチュアートと同じコーセーのブランド戦略事業部のブランドになるため、毎年ジルスチュアートと合同で新卒採用を行なっております。基本的には、未経験者でも応募は可能です。しかし、実際には新卒採用者のほとんどが美容系専門学校生のため、技術がある人を優先的に採用していると考えられます。

2019年7月時点では、ビューティーツリーにはアディクションの選考体験談は集まっておりませんが、ジルスチュアートと同じ選考フローだと考えると、以下の選考ステップになります。

・説明会/ES提出

・筆記試験

・1次面接

・2次面接

・3次最終面接

アディクションの書類選考

アディクションでは技術試験はありません。しかし、アーティストブランドの美容部員としての美容の専門的な技術やセンスが求められます。そのため、4大生や短大生は、専門的な技術がないという理由で、1次の書類選考で落とされてしまう可能性があリます。もし、技術や知識に対するアピールできるポイントがあるなら、それを書面でしっかりアピールしましょう。技術がない人は、可能性はかなり低くなりますが、アディクションに対する熱意をアピールして、書類選考を突破しましょう。

 

< ・元化粧品人事に志望動機をアドバイスしてもらう

 

アディクションの筆記試験

アディクションはメイクアップブランドのため、知識よりも技術重視の傾向にあると考えられますが、大手化粧品メーカー/コーセーのブランドになるため、最低限の人物適性と言語(国語)・非言語(算数)の能力は求められるでしょう。

人物適性は、適性検査を通じて、虚偽(自分をよく見せようとしたり、ウソを申告してしまう性格)や著しい偏りがないかをチェックします。また、言語、非言語の能力は、筆記試験を通じて算数の問題を解いたり、作文を書かせたりして判断しますので、一般的な筆記試験対策を行なっておくことをオススメします。

 

・美容部員の筆記・WEBテスト対策│どんな問題がでてくるの?どうやって対策すればいい?

 

アディクションの求める人物像

アディクションの求める人物像

アディクションに必要なのは、美容の専門的な技術に加えて、「ブランドイメージに合う」「明るさ」「協調性」の3つだと考えます。

ブランドイメージに合う

・アーティストブランドでは、美容部員そのものがブランドのシンボルとなるため、アディクションらしさがもっとも重要です。アディクションの選考を受ける人は、アディクションの店頭に足を運び、美容部員のヘアメイクを調べて、店頭に立っても違和感のないような服装やヘアメイクを意識して面接に臨みましょう。アディクションの説明会や面接は服装自由のため、そこでいかに面接官に「店頭にいそう!」と思わせることができるかが合否の分かれ目でしょう。

明るさ

アディクションは人気ブランドのため、お客様が絶えず来店するような忙しい環境です。そのような環境では、忙しさのあまり、笑顔がなくなり、職場の雰囲気がギスギスして、美容部員がどんどん辞めてしまうという負のサイクルに入ってしまうことがあります。

だからこそ、アディクションでは、どんなに忙しかったとしても、お客様にも職場の同僚にも明るく笑顔で接することができる人材を求めていると考えます。面接では、たとえ面接官が真面目な表情だったとしても、とにかく笑顔で、明るさを意識しましょう。

協調性

アディクションは、コーセーのブランドです。そのため、国内化粧品メーカーが大事にするチームワーク、協調性は、アディクションの美容部員にも求められるでしょう。個性をアピールしつつも、他者を受け入れる気持ちやチームを第一に考える姿勢を学生時代のエピソードでアピールしましょう。

アディクションの新卒採用の内定の秘訣

アーティストブランドのアディクションの美容部員に必要なものは、アディクションらしさです。なぜなら、美容部員には店頭でアディクションライサを体現することが美容部員に求められるからです。したがって、アディクションの店頭にしっかり足を運び、店頭の美容部員を参考に必ずアディクションのアイテムを使って、アディクションらしさをしっかりアピールしましょう。

ESや面接で「この子は●●百貨店の店頭にいそう!」と面接官に思わせることができれば、内定にかなり近づくことができるでしょう。

アディクションで働く魅力


アディクションで働く魅力は、ブランドを背負うアーティストの一員として活躍できる充実感と、アーティストブランドならではの高いレベルのメイクアップスキルが身につくことでしょう。また、給与条件や福利厚生面においても、コーセーグループの安定基盤があるため、外資ほど売上に対するプレッシャーは高くなく、安心して長く働くことができることも魅力の一つでしょう。

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この記事をかいた人

2002年大学卒業後、大手人材派遣会社パソナに入社。化粧品・ファッション業界の販売職の派遣事業に、営業やカウンセラーとして約15年関わる。その後、国内スキンケアブランドの美容部員に転職。未経験から美容部員に転職した経験を活かしてキャリアアドバイザーを務める。