ロクシタンの美容部員の選考対策│面接官に刺さる志望動機と内定の秘訣

ロクシタンの美容部員の選考対策│面接官に刺さる志望動機と内定の秘訣

ロクシタン(L’Occitane)は、フランスに本社を置く化粧品のメーカーで、オーガニックハーブなど南仏プロヴァンス産の植物原料やエッセンシャルオイルをベースに、植物療法やアロマテラピーの考え方を採り入れたコスメティックブランドです。

日本国内の展開としては、1998年に日本法人の「ロクシタンジャポン」を設立。現在、社員数は1000名を超え、日本国内の店舗数は100店舗を突破しており、自社の直営店モデルを軸に成長する化粧品メーカーです。

ロクシタンでは誰もが知るブランドのため、新卒採用ではかなりの応募倍率であることが予想されます。過去の応募者や内定者の体験談からロクシタンが求める人材像や選考のポイント、面接官に刺さるであろう志望動機について、考察していきます。

 

ロクシタンの美容部員として働く魅力

ロクシタンの美容部員として働く魅力

ロクシタンの会社HPや採用HP、実際に働く人の声をもとに、ロクシタンで働く魅力として3つ紹介します。

挑戦を歓迎する社風

ロクシタンの採用HPには、社長のメッセージとして以下のコメントが掲載されています。

・ともに挑戦し、成功と失敗から学ぶ強固なアンドレプレナーシップとチームスピリット。

アンドレプレナーシップとは、新しい事業の創造意欲に燃え、高いリスクに果敢に挑む姿勢のこと。つまり、とにかく挑戦して、成功や失敗からたくさんのことを学んで、次の挑戦に活かしましょう、と言っています。

このメッセージから、ロクシタンのトップは社員が挑戦することを歓迎する考え方を持っていて、会社の社風になっていることが分かります。

また、ロクシタンの人事からのメッセージには、以下のコメントが記載されています。

ロクシタンでは、現在のステージからさらなる成長ステージへと組織を進めるために、何事に対してもプロアクティブであり、変革を楽しめる人材を求めています。

プロアクティブとは、前向き、積極的という意味。現状に満足することなく、会社をよりよくするために前向きに取り組む人材を求めていると言っています。

ここでも、安定を求めるのではなく、新しいことに積極的に挑戦する組織風土を読み取ることができます。

挑戦することを歓迎する社風、これがロクシタンの美容部員として働く魅力です。

販売力を高めることができる環境

ロクシタンでは、年に1回、全国の美容部員の中から、接客スキルの高い社員を表彰する接客コンテストを開催しています。

なお、採用HPの福利厚生の表彰制度には、以下の記載があります。

上位3名のクリスタルエトワールには、南仏プロヴァンスへの研修旅行、そしてクリスタルエトワールを含む上位10名のエトワールには、通常の業務だけではなくそのスキル・ナレッジをさらに高め、また後進に伝えていくための各種活動に従事する機会を設けています。

接客コンテストで上位に入れば、海外研修旅行やスキルや知識を高める機会(日本化粧品検定の受講等)を提供されます。また、店頭での販売で高い成果を出した社員に向けて、セールスインセンティブ制度を導入しています。

ロクシタンでは、接客スキルを高める組織の育成体制が整っており、成果を出せば給与的にも福利厚生的にもしっかりと評価されるということです。

美容部員以外の仕事でも通用するくらいの高い接客スキルを身につけたいと思う人は、ロクシタンは魅力的な環境になるでしょう。

幅広い美容のスキル・知識が身につく

ロクシタンと言えば、シアバターを使ったハンドクリームが有名ですが、スキンケア、ヘアケア、フレグランス、ネイルオイルなど扱う商品は幅広く、それに応じて習得しなければならない商品知識や裏付けとなる美容の知識やスキルもかなりのボリュームになります。

また、ロクシタンでは季節に応じたコフレなども展開しており、商品知識を定期的にアップデートしないといけません。

つまり、入社後に覚えるべきことは多く、苦労することもあるかも知れませんが、そこで身につけた幅広い美容の知識は、将来のキャリアに役立つ可能性が高く、学習意欲の高い学生にとっては魅力的な環境と言えるでしょう。

上記で紹介した3つの魅力の中で、あなたが最も魅力に感じるものを志望動機の軸にすると良いでしょう。

ロクシタンの求める人物像

ロクシタンの求める人物像

ロクシタンの求める人材とはどのような人材でしょうか。ロクシタンの採用HPには、グループの価値観として、以下を紹介しています。

アントレプレナーシップ
チームスピリット
率先垂範
信頼・信用

アントレプレナーシップ

アンドレプレナーシップとは、新しい事業の創造意欲に燃え、高いリスクに果敢に挑む姿勢のこと。つまり、新しいことやみんながどこか無理だと思っていることに挑戦するような人材を求めているということです。

自己PRでよく使われるキーワードでは「チャレンジ精神」「挑戦する姿勢」などでしょうか。

取り組んだコトの大小よりも、新しいチャレンジをしたかどうかが大事です。学生時代を振り返って、何か新しいことやこれまでやっていなかったことにチャレンジした経験を探して、エピソードで語れるようにしておきましょう。

チームスピリット

具体的には

共通の目標を達成するために、仲間と恊働し、チームの中で自主的に行動する能力です。

と書いてあります。

ここで重要なのは、

チームスピリット=自主的な行動、ということです。つまり、チームのために自分ができることを考えて行動することが大事だと言っています。

自己PRでよく使われるキーワードでは「主体性」「信頼」などでしょうか。

チームの信頼を勝ち得た経験や、チームのために行動したエピソードをアピールできるといいでしょう。

(具体的な例)
私はアルバイト先の飲食店では掃除大臣と呼ばれています。出勤前の更衣室がキレイだとスタッフの気持ちが明るくなり、スタッフが明るいとお客様にも心地よい空間を提供できると考えて、出社前に必ず更衣室を掃除するよう心がけました。私はチームのために自分の強みを生かしてどのように貢献できるかを考えて行動します。

率先垂範

率先垂範という言葉を聞いて、ロクシタンは、外資系ブランドなのに日本的な文化を合わせ持った会社だと思いませんか?日本の文化や考え方もしっかりと尊重する、こういうところにロクシタンの魅力を感じます。

率先垂範とは、自ら相手に期待する行動を実践することです。また、責任をもち、自ら高い行動基準を設定することが相手にポジティブな影響を与える一番の方法です。

つまり、相手に何かを期待する前にまずは自分から行動することが重要と言っています。ロクシタンの過去の新卒採用ではグループディスカッションがあります。

そういったチームで行動する際には、決して誰かの発言を待つのではなく、自分から考えて積極的に発言して、率先垂範を体現することを意識しましょう。

信頼・信用

信頼・信用とは、

自信の在り方や他者とのコミュニケーションにおいて、謙虚であり、偽らず、透明性がある素質

と説明しています。

面接を通じて、面接官やほかの学生の話を素直に聞くことができたか。自分をよく見せようとせず、等身大の自分をしっかりと出せているかどうかを確認しています。

つまり、自分をよく見せようと過剰なアピールはしないことが大事です。恥ずかしがらず、気後れすることなく、できる限り等身大の自分を面接で見せることができるようにしましょう。

上記4つすべて持っていることをアピールする必要はありません。どれか1つに絞って、自分の強みとエピソードを分かりやすく端的に伝えるようにしましょう。

面接官に他に強みはないの?と聞かれて初めて、二つ目、三つ目と説明するようにしましょう。

ロクシタンの選考対策と内定の秘訣

ロクシタンの選考対策と合格の秘訣

ロクシタンの選考基準は、以下のような人材であると想定されます。

評価項目 具体的な指標
アントレプレナーシップ 過去新しいことに挑戦したか。成功や失敗から学ぶことはできたか
チームスピリット 過去チームプレイに取り組んだことはあるか。チームのために主体的に行動したか。
率先垂範 これまで自発的に行動してきたか。周囲にポジティブな影響を与えてきたか。
信用・信頼 自分を過大評価していないか。よく見せようとしていないか。誠実さを感じるか。

この中でも特に重要なのは、ロクシタンの社長のメッセージに書いてある

「アントレプレナーシップ」「チームスピリット」

の2つでしょう。

だから、ロクシタンの面接では、何かに挑戦したエピソードとそこから何を学ぶことができたのかをアピールしましょう。

また、過去に部活でチームスポーツや、ゼミやバイトでチームでの取り組みを行った経験のある人は、そのエピソードとチームのために自分はどのような強みを生かして貢献したか、語れるようにしておきましょう。

(具体的な例)
女子大生・オープンESの自己PR
私はチームをポジティブに変えることができます。具体的には相手の良い分を見つけて相手に伝えることでチームを盛り上げます。大学での産学連携授業において、他大学生とチームを組んで動画制作のプロジェクトのリーダーを務めました。学年も価値観もバラバラだったため、全員が遠慮してしまい、チームの議論をスムーズに進めることができませんでした。そこで、私はメンバーの良いところ見つけては相手に伝えて、ほめて、とにかくポジティブな雰囲気を作ることに徹しました。その結果、チームでは発言量が一気に増えて議論が活発化し、とても難しい動画テーマだったにも関わらず、魅力的な動画コンテンツを制作することができました。この経験から、今後もチームのために積極的にポジティブな雰囲気づくりを行っていきたいと思います。

この自己PRは「結論→具体的な事例」の流れで書いてあるのでとてもわかりやすいです。また、難易度の高い動画制作に取り組んだこと=アントレプレナーシップ、チームのためにポジティブに行動した=チームスピリットを織り交ぜています。

強いて言うなら、失敗談としての要素を強めて、今後に活かすことは何かを書くと、文句のつけどころのないエピソードになりそうです。

ロクシタンの選考を受けた学生の体験談

ロクシタンの選考を受けた学生の体験談

ロクシタンの選考体験談を一部紹介します。

1次面接│大学生・女性・19年

【選考形式】
・形式:GD+実技
・時間:GD20分、実技1人1分程度
・学生:6人
・面接官:1人

【GDのテーマ】
・売上を上げるための策を決める
・1人ずつカードが配られた。例「サンプリング」「商品知識」…。自分のカードを自分の意見として述べ、グループで1つの案を絞り、発表者が発表する。

【実技試験】
・普段、愛用している化粧品をGDを行ったグループで1人ずつ発表する。
・ロクシタン以外の化粧品を発表している人が多かった印象。ロクシタン以外の化粧品でも合否には関係なさそう。

ロクシタンでは1次面接がグループディスカッションと実技試験のようです。グループディスカッションでは、チームスピリットのほか、売上を上げるための論理的思考力を見極めていると思われます。

チームワークの中で、あなたの自己PRで書いた強みをアピールしましょう。また、どうすれば売上があがるのかのロジックを丁寧に組んで説明するようにしましょう。

2次面接│大学生・女性・19年卒

【選考形式】
・形式:個人面接
・時間:30分
・学生:1人
・面接官:1人
・服装:スーツ

【面接の雰囲気】
・人事面談を行った会議室で、用意された椅子にバッグを置く。ドアは人事の方が開けてくれた。
・40代くらいの人事の女性。提出したESをPCで見ながら質問された。ESの内容は事前に読んでいない様子だった。

【質問内容】
・志望理由
・学生生活の活動内容
・チームで何かを成し遂げたこと
・壁に当たった経験
・他社のブランドの改善点
・部活で部長をして学んだこと
・アルバイトの接客で学んだこと→お客様が急いでいるとき、どう丁寧に対応するか。

【ポイント】
・自己紹介をするような面接の雰囲気がなく、面談のように会話をする雰囲気だった。
・自分が人生で何をしてきたのか、何を学び、どうロクシタンで活かすかをまとめておけば大丈夫です。

ロクシタンの面接では、ESの内容をもとに質問されるようなので、事前にESの内容をチェックしておいたほうがいいでしょう。

また、質問内容を見ると、チームスピリットを見る質問や、壁に当たった経験とそこから何を学んだのかを聞いて、アントレプレナーシップを確認していることが分かります。

面談のような穏やかな雰囲気の面接のようですので、逆に気を抜いてボロを出さないように気をつけましょう。

おわりに

おわりに

ロクシタンでは、接客コンテストのほか、個人の成長を促すキャリアディスカッション制度や販売以外のポジションにもチャレンジできる社内公募制度があったり、長く勤続した人を表彰する永年勤続表彰制度があるなど、積極的に人材投資する環境があります。

美容部員を通じて、接客スキルを高めたい、思いっきり自分を成長させたい、ロクシタンの良さを多くの人にずっと広めていきたいと考える人には、理想的な環境かも知れません。

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この記事をかいた人

美容部員専門の就職転職対策サイト「ビューティーツリー」編集長/元日本化粧品検定顧問/戸板女子短期大学非常勤講師/インテリジェンス元営業/アイスタイルキャリア元社長